岡モータースの軽キャン「ミニチュアクルーズ」に本格クーラー付きが誕生!暑い夏も快適に車中泊だっ
。乗車定員:2〜4人、就寝定員:2人。
キャンピングカーの専門家が注目モデルをレビュー。今回はお手頃サイズで価格も身近な軽キャンの新バリエーション、岡モータースの「ミニチュアクルーズCP」だ。
【写真15枚】ベッドサイズは長さ1820×幅1240mmで、こだわりのマットは寝心地抜群。「ミニチュアクルーズ」の車内設備を写真で見る
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キャンピングカーの達人、伴 隆之のニューモデルレビュー
◆軽ベースとは思えない上質空間にクーラーを標準装備 2011年に発表された「ミニチュアクルーズ」はスズキのエブリイをベースに「日ごろの足としても使え、遊びや旅に気軽に使える軽キャンピングカー」がコンセプトでした。発売されるやいなや、当時はなかった本格的な装備に加えて家具の作り込みの高さ、寝心地抜群のベッドマットなど、こだわりが詰まったこのモデルは瞬く間に軽キャンパーシーンで頭角を現しました。 その後、ニーズに合わせてシリーズ化が進み、右サイドにロングカウンターを搭載する「Cozy」、和テイストをふんだんに盛り込んだ「遍路」、充実した電装システムを標準装備する「SV」といった派生モデルも登場。 さらに、ベース車についても2021年にダイハツのアトレー/ハイゼットカーゴがフルモデルチェンジを行ったのを機に、アトレーをベースにしたシリーズも展開しています。ミニチュアクルーズシリーズは13年で累計1600台オーバーの販売台数を誇る、軽キャンパーでも定番かつ人気のシリーズとなっています。
今回紹介する「ミニチュアクルーズCP」のCPとはクーラーパッケージの略で、以前はパッケージオプションの扱いでした。しかし、今年のモデルより家具類などの見直しと合わせてモデル化されました。それでは細部を見ていきたいと思います。 ◆快適性のアップに加え、今まで以上に使い勝手が向上 細部の解説をする前に2024年に登場し、先日もアトレー版を紹介した「ミニチュアボックス」シリーズと「ミニチュアクルーズ」の違いにも触れておきましょう。 ミニチュアクルーズはミニチュアボックスとは異なり、シンクに蛇口といった水まわりをはじめ、上部収納に電装システム、断熱施工など、本格的なキャンパー装備を備えているのが大きな特徴。そのぶんミニチュアボックスに比べて価格も高くなっています。 このCPですが、ミニチュアクルーズやミニチュアクルーズSVとは違い、ミニチュアボックスで採用される2つのリビングモードを搭載。どちらのモードもフロアに足を着いて休憩や食事ができるのが大きなポイント。
クーラーは荷室左側にあるキャビネット内に収まっており、存在感を感じないほど。クーラーの電源は自身でポータブル電源を用意するか、オプションの外部100V電源入力が必要となります。 電源付きのキャンプ場やRVパークで過ごすなら、暑い日でも車内で快適に過ごすことができます。電源が取れない場所であれば、AC出力1000W以上のポタ電があれば容量により数時間はクーラーの稼働ができる仕様になっています。 また、乗車定員もオプションで2人乗車・3人乗車が選べるのも特徴で、セカンドシート部分を片方あるいは両方なくすことで、この部分にポータブル電源やポータブル冷蔵庫を設置することができるようになっています(取材車は3人乗車仕様)。 ◆ベッドや家具の質感は普通車にも負けない質の良さ 左右のキャビネットはシリーズに共通する高強度組み家具工法を用いた耐久性のある家具を採用し、さらにリビング展開時に活躍するマルチウェイテーブルも装備。シンク横にある蛇口は引き出し式のシャワーとして使えるので、バックドア側へ引き出して汚れたアウトドアギアやワンちゃんの足を洗ったりできて便利。
定評のある3層構造ウレタンを使った60mmのベッドマットは硬さも触り心地もよく快適に就寝が可能。7枚で構成されるマットも軽くてセットもしやすいのがうれしいところ。 価格は326万2600円〜とやや高めの設定ですが、標準装備が充実していることや作りの良さを考えると納得のいくプライス。後からあれこれと付けるよりも、最初からベストな状態で快適な旅をしたい人には一考の価値あり。シリーズ最高峰だけに快適で居心地の良い1台となっていました。
問)岡モータース
伴隆之さん 編集者・ライター 大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。
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2025/06/02 20:23:23