まあそれはそれとして。無茶をする人生お試し期間には、無茶をしなかったからといって、その反動で自由になっても無茶をするかと言えば、する場合もしない場合もある。人生経験が浅く無知といっても、ある程度の常識や加減というものがある。大概は危険察知能力は、小さい頃から養われていると思われる。これぐらいやれば、人は怪我をしたり死に至るとか、湯気が出ているヤカンを触れば熱い、、、から、徐々に経験値を上げていく。中には、不運なケースもあるだろう。周りに信頼できる大人がいない、とか。今回の番組のケースは、友人たちが危ない世界に首を突っ込むのは危険だからやめておけと止めたにもかかわらず、本人の強情な性格が裏目に出た、と友人の弁。ちゃんとした親も友人もいても、色々あるようだ。たいして必要に迫られているわけではないので、自由意思ですぐ引き返せるだろうという、そういう気持ちは誰にもあるかも知れない。闇というものは怖い。若さ故、幸運故に、大事に至らず乗り切ってしまうこともある。ほんのちょっとした違い、というよりも、ほとんど同じなのに、間一髪でセーフになることも、不運でアウトになることもある。他人事とは思えない。だからこそ、社会全体で注意を喚起するのは事故や不幸を未然に防ぐ役に少しでも立つ。若者だけでなく、どんな年齢層の人も危険がいっぱい。君子危うくは近寄らず。スリルがなくても、退屈でも、ローリスク、ローリターン。だが、血気盛んな若者には通用しないかも。年寄りの冷や水。わたしは、ヒヤヒヤドキドキする。ひょっとして血圧が高いのか?