フロントブレーキパッド点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
かがわちょうのマジェスティsの走行距離は11000キロあまりにまりましたので、本日はフロントブレーキパッドの点検です。
この作業は分解でもなんでもありませんので、特別な資格はいりません。
といいますか、使用者は車両の点検整備をして運行しなければなりません(道路運送車両法第47条)ので、使用者がエンジンを降ろしたり、ブレーキをオーバホールするなどの点検整備するのに、特別の資格はいらないというのがかがわちょうの法解釈です。
くれぐれも自己責任でお願いします。
2
ブレーキパッドを外す前にピストンとパッドの隙間をあけるためにキャリパーを少しだけ踏みます。
あまり踏みすぎると、ピストンとダストシールというゴム部品の間にゴミが入って空気が噛むことがあります。
タイヤを外す時のように、少しだけ隙間を開ける感じで充分です。
良識のかる殿方や姫方は、殿方のピストンとゴムの間に空気が入らないように注意しましょう。
3
パッドを外すには、はじめに目隠しのフタをはずします。
といっても、マイナスドライバーで黒いフタを外すだけです。
4
目隠しのフタを外すとパッドを抑えている六角のスライドピンの頭が見えます。
これを六角レンチの5mmで回すと言う単純作業です。
回す時に少し抵抗がありますが、これはバネのようなプレートでパッドを押さえつけているためでありパッドを上方向に押しながら回すとスムーズに外すことができると思います。
スライドピンを引き抜くとパッドが落ちますので、抜く直前は気をつけましょう。
5
上側がキャリパーの内側、下側がピストン側のパッドです。
縦溝がまだまだありますので残量がたくさんあります。
パッドの右と左に突起物がで確認できると思います。
これは後で説明します。
6
パッドを上から見た図です。
ブレーキダストはたくさん付着しいています(当たり前のことです)が、片減りはなく残量についても半分以上あると思われます。
20,000キロ以上は持つのではないかと考えます。
向かって右側がキャリパーの内側、左側がピストン側のパッドです。
かがわちょうの経験では、ピストン側のパッドの方が減りが早いと言う記憶なのですが、今回は、内側のパッドの方がたくさん減っています。
といっても、両方とも充分な残量があります。
7
殿方&姫方、待たせいたしました。
皆さんが大好きな左右2つ突起物について説明します。
この突起は、ブレーキパッドが減るとブレーキローターに当たって、音が鳴るようになっています。
ブレーキパッドが無くなれば、ブレーキがきかなくなり超危険なので、それを防止するために異音を鳴らして知らせると言うものです。
かがわちょうは、今まで数回ブレーキパッド交換したことがありますが、ブレーキパッドがなくなった事は1度もなく、2mmから3mmになると早めに交換をしています。
安全が全てに優先しますからね。
時々でいいのでブレーキパッドを確実に点検し、安全運転を心がけていただければと思います。
8
点検が終わり、パッドを元のとおりもどしました。
スライドピンは#1000のペーパーで軽く磨いて汚れを落とし、薄くグリスを塗っておきました。
ブレーキ部品って、強い力がかかる場所なのですが、パッドはちょこっと引っ掛けるだけなのです。
組み上げた時に「きちんとはまっているか自信がない」という方も心配ありません。
パッドは、つくようにしかつきませんし、間違って装着する危険性は少ないです。
もし引っかかっていなければ殿方が大好きなポロリになります。
きちんとはまっているかはこれまた殿方が大好きなように、しゃがみ込んで覗き込めば容易に確認することができますので、走行前にきちんと確認しましょう。
9
ブレーキキャリパーの内側です。
六角レンチの先端の部分が引っ掛ける部分ですが、こちらも覗き込めばパッドがキャリパーにきちんと引っかかっているか確認することが出来ます。
かがわちょうは、ブレーキ関係は車両の中でも一番大切な部品だと考えています。
時々点検して心に余裕をもって安全運転につなげたいものですね。
追記
大切なことを忘れていました。
初めにキャリパーを踏みつけてピストンを押し戻していますので、走行前にはブレーキを数回握りこんで、ブレーキとパッドの当たりを戻すことをお忘れなく!!!
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