
車やバイクを本格的に整備するようになってからずっとKTCの工具をメインで使っています。国内トップメーカーであり、自動車整備の世界では標準的に使われているだけあって、どれも一定以上の精度や使い勝手があり、大きな不満は無いのですが……。
それでも長期間使っていると、
『もう少しここはこうなって欲しい』
と思う工具がいくつか有り。
それが一番顕著なのがラチェットハンドル(BR3E)
一番使う頻度が高いから、ということもあるのでしょうが
他の工具に比べて不満に思う点が多い。
・ヘッドが大きくて狭い所では使い辛い
・空転トルクが重い
・36枚ギアで送り角が10° 狭い所では振れない
ギアの噛み合わせはしっかりしているので強度の心配が無く
使っていてギア飛びの不安を感じないのは素晴らしいですが、
そのトレードオフとして狭い箇所での取り回しの悪さに繋がっている。
特にバイクを整備する時はラチェットを振るスペースが無くて
閉口することもしばしば。
使う箇所に応じて性格の違うラチェットハンドルを複数本用意するのが
当たり前な中で、これまではこの1本で我慢してきましたが
そろそろ数を揃えていくべきなのかも。
ネプロスのラチェットハンドルを使ったことがあり、
あの90枚ギアの精密さと使い勝手の良さは本当に素晴らしい。
けれどあれを複数本用意するとなると万札が何枚飛んでいくか……。
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Posted at
2020/05/04 16:15:12