![映画「クレヴァニ、愛のトンネル」を観て… 映画「クレヴァニ、愛のトンネル」を観て…](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/893/534/46893534/p1m.jpg?ct=5dec035ce15d)
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「クレヴァニ、愛のトンネル」と言う、企画、原案が今関あきよし監督の作品。
ファンタジー物のラブストーリー映画。
2015年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
ウクライナに実在する緑のトンネル、そこは奇跡を起こす場所
世界初の映画ロケ敢行!日本・ウクライナ初の合作映画が遂に完成
ウクライナの田舎町の外れに実在する、緑に包まれたトンネル。貨物列車が1日に1往復するだけの幻想的な美しい場所。ここでキスした恋人たちは永遠に結ばれる……。20年前に失った恋人の幻影を追い求めてそのトンネルにたどり着いた男、そして現れた少女。だが彼女に逢えるのはその場所だけだった――。狂おしいまでの愛のせつなさが胸に迫る映像叙事詩。
緑のトンネルで再会する恋人・一葉に『イタズラなKiss~Love in TOKYO』『思春期ごっこ』の未来穂香。恋人を失い喪失感を抱えて生きる圭に小山田将。少女たちのきらめいた一瞬を切り取ることに定評のある今関あきよし監督が、20年の時を超えて恋人たちの切ない愛の物語を作り上げた。
「愛のトンネル」と言われ世界的に有名なウクライナ・クレヴァニ村の緑のトンネルは実際に存在し、映画で撮影されたのは世界初となる。
ストーリー:公式サイトより
8ミリフィルムの儚い映像に、若き日の柏木一葉(未来穂香)が映っている。撮影したのは、23歳の松田圭(水野勝)だ。当時、高校の新任教師だった圭は、生徒である18歳の一葉に想いを寄せていた。両親との関係がうまくいっていない一葉にとって、圭は唯一の理解者だった。二人の禁断の関係は、いつしか校内での噂となっていく。
ある日、圭は一葉を誘いドライブに出掛ける。甘い幸福に酔う二人。しかし、その幸福は長く続かなかった。圭が運転するクルマは、事故に遭ってしまう。血まみれの一葉。その日から彼女は、病院のベッドで昏睡し続ける身となってしまった。
一葉の父親から強い叱責を受けた圭は、教師を辞めて町を出る。それから、20年。43歳になった圭(小山田将)は寂れた町工場で働いていた。一葉のことは片時も忘れられず、彼女を撮影した8ミリを繰り返し映写して眺めていた。
当時、一葉が語ってくれた伝説があった。ウクライナのクレヴァニに緑に覆われたトンネルがある。そこでキスをしたカップルは、願い事が叶うというのだ。亡き人の生命が復活する奇跡のトンネルとも。圭は、決意する。一葉が行きたがっていた、そのトンネルに行ってみようと。
仕事を辞め、海外用の小型炊飯ジャーを購入して、圭はウクライナへと旅立つ。一葉は、圭の握るおにぎりが好物だった。もう一度、彼女におにぎりを食べてもらいたい…。
ウクライナからバスに揺られ、圭はクレヴァニのトンネルにたどりつく。一葉からおにぎりのお礼に貰った思い出の小石を飾り、トンネルに向かって8ミリカメラを廻していると、奇跡が起こった。18歳の一葉が現れたのだ!
記憶を失っている一葉に、おにぎりを食べながら20年前の日々を語る圭。次第に彼女の意識も甦っていった。しかし、一緒に日本に帰ろうという圭の提案に、一葉は沈黙した。
「俺がここで暮らせば、毎日、一葉と逢えるのか?」
「圭が逢いに来てくれたから、私はここで生まれた。圭が私に逢いたいって思ってくれるから、私はここにいられるの」
この再会を永遠のものにするため、圭はある考えを実行に移す…。
私見:
この映画を観終わった時に、どう言う訳か?シンガーソングライター柴田淳さんの“君が思えば…”を想起してしまいました。
歌詞に登場する“僕”は守護霊(?)で、映画に登場する彼女・柏木一葉は彼・松田圭の幻影もしくは幽霊と言う設定だったからかも知れません。
映画は1時間24分ですが、登場人物も少なく、後半のロケ場所であるウクライナ・クレヴァニ村の緑のトンネルの美しい描写に力を入れたのは理解出来ましたが、間延びした印象を持ちました。
この映画が制作されたのは2014年だそうで、現在も当時と変わらずにウクライナ・クレヴァニ村の緑のトンネルが美しいままだと良いですが…。
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Posted at
2023/04/17 09:57:36