ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「君たちはまだ長いトンネルの中」と言う邦画。
“消費増税反対botちゃん”と言う作者の漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を原作に実写化された作品。
2022年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を原作に、日本の未来を問う高校生たちの姿を描いた青春映画。
「踊ってミタ」の加藤小夏が主演を務め、舞台「炎炎ノ消防隊」など漫画原作舞台を多く手がける脚本家・演出家のなるせゆうせいが監督・脚本を担当。
ストーリー:公式サイトより
高校生たちが日本の未来を問う社会派青春ストーリー。
元財務省の父、高橋陽一郎(川本成)の影響をうけていた高橋アサミ(加藤小夏)は、高校3年生にして、政治に対し人一倍強いイデオロギーを持っていた。それゆえ、政治経済の授業でも、疑問に思ったことを先生に問いかけ、論破するほど。外部相談役の二階堂議員(萩野崇)から注意を受けても、自分で調べ自分で辿り着いた答えを曲げることはなかった。
とはいえ、まだアサミはどこにでもいる女子高生。彼女ひとりでこの国を救えるわけもなく、自分ができる事といえば、父が他界したのち面倒みてもらっている親戚・長内夫婦(モト冬樹・かとうかず子)の店や、衰退していく商店街を少しでも盛り上げることぐらい。
最初の頃、アサミをクラスの厄介者だと思っていた同級生の安倍(北川尚弥)や中谷(定本楓馬)も、少しでも自分たちの未来を明るくしたいと奮闘するアサミの姿や行動を見ているうち、次第に応援するようになる。
ある日、アサミと中谷は商店街のお祭りについて取り上げてもらおうと地元の若手新聞記者の荒畑(高橋健介)に掛け合いに行く。
その帰り道、元戦隊ヒーローとして活躍していたタレント議員の武藤(蒼木陣)と遭遇する。
またとないチャンスと思いアサミは、武藤に駆け寄り「総理大臣に会わせてほしい」とまさかの直談判。
そのあと、急展開がアサミに巻き起こる・・・。
20年以上デフレとパンデミックに見舞われたこの国で、自分たちに何ができるのか、その問いを青春映画として昇華した異色の作品。
私見:
映画タイトルの「君たちはまだ長いトンネルの中」と言うのは、バブル経済が崩壊して、その後、日本経済が長期低迷している様子を表現している様です。
映画制作者のテーマとした着眼点が興味深かったですし、勉強になった点もありました。
政府や財務省のミスリードによって、私達国民は消費税増税を容認してしまったのだと気付かされもしました。
本編では、消費税の減税は今からでも遅くないと言っていましたが、頭の固い老害政治家の世代交代がないと進まないとも表現されていました。
映画ポスターには「高校生たちが日本の未来を問う 社会派青春ストーリー」とあり、政治家を選ぶ公職選挙法の選挙権年齢が18歳からになった事から、きっと、映画の制作者は日本の未来のビジョン創りに若者達の参画を期待しているのだろうと思いました。
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Posted at
2023/07/09 07:58:06