映画「管制塔」を観て…

ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「管制塔」と言う、ロックバンドGalileo Galileiの同名曲をモチーフとして制作された邦画。
2011年に劇場公開されました

イントロダクション：公式サイトより
Galileo Galileiが初めて作ったオリジナル曲「管制塔」から映画作品が誕生した。
監督が大ヒット映画「ソラニン」で鮮烈なデビューを飾った三木孝浩。主演は映画「告白」での演技が大きな話題を呼んだ「橋本愛」と、ドラマ「クローンベイビー」など活躍の場を広げている「山﨑賢人」。
この作品はGalileo Galileiのドキュメンタリーではなく、「管制塔」という楽曲から受けたインスピレーションから生まれたオリジナルストーリー。真冬の稚内という厳しい環境の中で全シーン撮影され、三木ならではの透明感溢れる映像と主演2人の瑞々しい演技によりGalileo Galileiの音楽世界を見事に表現している。

ストーリー：公式サイトより（キャストを加筆）
『僕は本当に無力な15歳で、今、ミィの為に出来ることといったら、目印をつける事と歌い続ける事しか思いつかなかった』
日本の一番端っこ、最果ての街「稚内」に生まれ育ち、どこにも自分の居場所を見つけられずにいた中学生・藤田駈（15）（山﨑賢人）。
そんな駈の変わらない毎日は、ムーミンに出てくる「ミィ」のような転校生・滝本瑞穂（15）（橋本愛）との出会いによって変わり始める。
家庭の事情で転校を繰り返す瑞穂もまた、自分の居場所を見つけられずにいた。不思議と魅かれあう二人。
駈が家の倉庫で古いギターを見つけたことをきっかけに、そんな二人がバンドを結成することになり…

ストーリー補足＆私見：
社交性皆無の中学生の藤田駈（山﨑賢人）は友達がいない。
ある日、家族の事情で転校を繰り返す滝本瑞穂（橋本愛）が駈のクラスに転校して来た。
彼女も駈同様に社交性がなく、女子生徒の中で孤立し浮いた存在だった。
似た者同士の駈と瑞穂は打ち解け、仲良くなる。
駈は瑞穂が幼い頃にピアノを弾いていたと知り、ピアノが弾けるならギターも弾けるでしょうと、駈の父親のギターを瑞穂に差し出すが…。
瑞穂の提案で瑞穂がピアノで駈はギター担当のバンドを組む事になり、瑞穂が勝手にインディーズバンドのライブイベントに参加申し込みしてしまう。
参加する為の楽曲を作詞作曲する様、瑞穂は駈に押し付ける。
駈はYouTubeを見てギターを覚え、散々悩みながら楽曲「管制塔」を作詞作曲した。
ところが、瑞穂は駈に一言もなしに、突然に転校して行ってしまった。
駈は瑞穂が、いつ戻って来ても駈の居場所が判る様に、歌い続けるしかないと決意する。

映画タイトルの「管制塔」は、本編で瑞穂が駈に稚内を案内された時に見た「展望台」（たぶん、稚内市北方記念館!?）を「管制塔？」と勘違いした事も理由にしている様です。

この映画「管制塔」は山﨑賢人さんの初主演映画だった様です。