ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ムーンライト・シャドウ」と言う、吉本ばななの同名短編小説を原作とした邦画。
悲恋を乗り越え様とする女性の物語。
2021年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
この世界的ベストセラー小説の映画化を待っていた──。世界 30 か国以上で翻訳されている「ムーンライト・シャドウ」(新潮文庫「キッチン」収録)。吉本ばななの原点とも言える名作ラブストーリーが 33 年の時を経て遂に映画化。主人公・さつきを演じるのは、小松菜奈。作品ごとに圧倒的な演技力を発揮し開花し続ける彼女にとって、初の長編映画単独主演となる。さつきの恋人・等役には、役者として目覚ましい活躍をみせる宮沢氷魚。そして監督は、以前から原作ファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ。これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト・スタッフが集結し、ニュー・アジア・フィルムが誕生した。人は、愛する者を失った時、どうやってその喪失感を乗り越えていくのだろうか。「ムーンライト・シャドウ」で描かれるのは、さつきと等の純美な恋愛、現実と幻想の狭間のような優美な世界観、そして哀しみを受け止めて力強く生きていこうとするヒロインの姿。すべての人の心に沁みる、心を揺さぶる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。恋人の突然の死に向き合うことができず、深い哀しみに打ちひしがれるさつきは、以前耳にした“月影現象”に次第に導かれていく。それは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった......。
ストーリー:関連サイトより(キャストを加筆)
さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は導かれるように出会い、恋に落ちる。等の3歳年下の柊(佐藤緋美)と、柊の恋人ゆみこ(中原ナナ)をあわせた4人は意気投合し、多くの時間を共に過ごす。時には、ゆみこが気になっているという「満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない」という不思議な現象「月影現象」についても語り合うなど、4人は穏やかで幸せな日々を送っていた。しかし、ある時、等とゆみこが死んでしまう。突然の別れに打ちひしがれ、悲しみに暮れるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれないさつきと、そんな彼女を心配する柊。それぞれの方法で悲しみに向き合おうとしていた時、2人は不思議な女性・麗(臼井あさ美)と出会い、それをきっかけに少しずつ日常を取り戻していくが……。
ストーリー補足&私見:
河原で鈴を失くしたさつき(小松菜奈)は、それを拾った等(宮沢氷魚)と出会い、交際を始めます。
さつきと等は相思相愛で、1年後に同棲する約束を交わします。
等は、精神疾患を患っている弟の柊(佐藤緋美)が快方に向かっているので1年後には手離れして、自分はさつきと暮らせる様になるだろうと思っていました。
ある日、家に遊びに来ていた柊の彼女のゆみこ(中原ナナ)を送って行ってと、柊から頼まれます。
それで、送って行った際に事故に遭った等とゆみこは帰らぬ人に…。
さつきは等を失い、深い悲しみに暮れます。
その頃、さつきは不思議な黒装束の麗(臼井あさ美)と出会います。
麗にさつきと柊は月夜に「月影現象」に誘われ、そこで、柊はゆみこ、さつきは等と再会しました。
明けの明星が空に現れた頃、さつきと柊は河原で目覚めました。
そこは、さつきと等が出会った場所でした。
さつきは強く生きる為、ここから再出発しようと決意しました。
鑑賞し終えて思ったのは“不思議な映画”だなぁ~と、…。
さつきが不思議な黒装束の麗と出会ったのは、現実なのか?ファンタジーなのか?解りませんでした。
等が亡くなり、悲痛な思いを抱き悲泣したさつきが、その後の人生を力強く生きて行こうと決意させたものが「月影現象」だとは、私には思えなかったなぁ…。
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Posted at
2023/10/23 09:58:18