DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「モガディシュ 脱出までの14日間」と言う、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員達の生死を賭けた脱出劇の実話を基に韓国で制作された映画。
ジャンルはアクション&サスペンス映画。
日本では、2022年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
数々の映画賞に輝き、2021年度韓国映画№1大ヒット!
ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描く実話に基づく衝撃の人間ドラマ
1991年、ソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧、空港は封鎖され通信網が断たれる中、命の危険にさらされた外国人たちは、生死をかけて脱出しようとした。2021年にアフガニスタン政府が崩壊し、タリバンが政権復活を果たした時や、まさに今年のウクライナの緊張状態と同様の状況だ。つまり、いつどこで、誰に起こってもおかしくないことなのだ。
だが、その中に〈脱出劇の真実〉を公には語れなかった人々がいた。ソマリアに駐在していた韓国大使とその家族たちだ。いったいどんな運命のいたずらか、激しく敵対していた北朝鮮の大使たちと、脱出への死闘を共にすることになったのだ。近年になってようやく事件の顛末が公表され、知られざる事実への丹念なリサーチが行われ、映画化が実現した。
完成した作品が2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にもかかわらず観客が押し寄せ、最終的には興行収入30億円を突破、2021年度の韓国映画No.1大ヒットとなった。さらに、メディアや評論家からも高く評価され、韓国の栄えある映画賞を次々と受賞、第94回アカデミー賞🄬国際長編映画賞部門の韓国代表作品にも選ばれた。今、世界で最も勢いのある韓国映画、その中でも最大の話題作が、ついに日本にも衝撃と感動を巻き起こす。
ストーリー:公式サイトより
1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハン(キム・ユンソク)は、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。
一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。
そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?
ストーリー補足&私見:
韓国と北朝鮮の外交官達は、お互いにアフリカ諸国を懐柔するべくソマリアでロビー活動に精を出していた矢先、大使館のある首都モガディシュで反政府軍による内戦が勃発してしまいました。
交通手段や通信機能のライフラインが絶たれた北朝鮮の外交官とその家族は生き延びる為に、韓国の大使館を訪ねて協力を願い出ます。
韓国の外交官は根深い南北問題故に疑心暗鬼になり、彼らを信用して良いのか?はたまた、人道的救済を優先させるべきなのか?逡巡しますが、お互いに協力する事を誓います。
戦火の厳しくなる中を伝手のイタリア大使館経由で、ケニアのモンサバ空港へ落ち延びた韓国と北朝鮮の外交官とその家族達。
彼らは、そこで待っていたお互いの政府関係者の迎えの車に乗り込み、無事だった事に安堵していました。
韓国映画にはコメディ性を求めてしまいがちですが、この映画は終始シリアスに徹していました。
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Posted at
2023/12/17 09:55:55