ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「らいおんウーマン(原題:The Lion Woman)」と言う、ノルウェーでベストセラーになった同名小説を原作として、2016年に制作されたノルウェー映画。
ヒューマンドラマ物語。
日本で劇場公開されていないらしい。
イントロダクション:関連サイトより
アンブラス症候群という全身を髪の毛が覆う少女の美しい物語を映画化。スカンジナビア映画のオリジナル・サウンドトラック。音楽は「特捜部Q キジ殺し」のウノ・ヘルマーソン。
2006年のErik Fosnes Hansenの小説を2016年に映画化。
ストーリー:関連サイトより
1912年のノルウェー。早産の末生まれた少女エヴァ(イーダ・ウルシン=ホルム)は生まれつき全身が毛で覆われていた。周りと違う外見のために辛い目にあわされるエヴァ。エヴァが傷付けられるのをおそれた父親グスタフ(ロルフ・ラッセゴード)、エヴァを心から愛する優しい乳母ハナ、朗らかな友人のスパーキー(ロルフ・クリスチャン・ラ-セン)などに支えられてエヴァは様々なことを体験し成長していく。
ストーリー補足&私見:
1912年、駅長グスタフ・アークタンダー(ロルフ・ラッセゴード)の妻ルース(リーサ・ローヴェン・コングスリ)が出産しますが、出産直後に亡くなってしまいました。
早産で生まれた娘エヴァ(イーダ・ウルシン=ホルム)はアンブラス症候群(ハイパートリコシスとも呼ばれる)稀な病気で、全身が体毛で覆われています。
グスタフはエヴァの為に乳母としてハナを雇います。
グスタフはエヴァを医者に診て貰いますが、治療方法はなく、体毛を剃っても直ぐに生えて来るので無駄だと診察されました。
エヴァは成長した1919年、父グスタフに連れられてエヴァは街のクリスマスパーティーに連れて行って貰いますが、そこでライオンの様だとヤジられ、怒ったグスタフに手を引かれ、その場を去りました。
1926年には、コペンハーゲンの学会に招待され、治療して貰えるかも?と淡い期待を抱いたエヴァでした。
しかし、学者達は研究対象として好奇な目を向けるだけでした。
1931年、フリークス劇団に所属しているアンドレイ(ケン・デュケン)に誘われて、家を出てエヴァは見世物小屋のダンサーとして働く様になります。
彼女はその間にお金を貯めて、大学に通い、予てからの興味のあった数学を勉強しました。
そして、1936年に念願の数学教授になりました。
ハナから、父グスタフが亡くなったと知らせが入ります。
家に戻ったエヴァはハナと再会し、数学教授になった事を知らせました。
ハナは、生き甲斐を持って努力し輝いているエヴァに「綺麗になったね!」と告げました。
この映画を観て、私はアンブラス症候群と言う病気を知りました。
現在の医療で治療出来るのか?は分かりませんが、罹患している方を拝見した事がないので、発症する確率は低いのでしょうね⁉
ふと思ったのは、UMAのイエティ(雪男)はアンブラス症候群の男性が見間違われた可能性があるかも?
ブログ一覧 |
映画 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2024/02/09 09:57:48