
栃木県には紫陽花の見所、名所が多い様で、今日紹介する栃木市の「太平山とちぎ あじさいまつり」はその一つです。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に今年の開催は中止だそうです。
そこで2018年に行った「太平山とちぎ あじさいまつり」に関する過去の情報ですが、当時の日記をコピペ(若干手直しも)して、皆様にご紹介しながら回顧します。
『「母がまだ若い頃 僕の手を引いて この坂を登る度 いつも溜息を吐いた 溜息吐けば それで済む 後ろだけは見ちゃ駄目と 笑ってた白い手は とても柔らかだった 運が良いとか 悪いとか 人は時々口にするけど そう言う事って確かにあると 貴方を見ててそう思う 忍ぶ 忍ばず無縁坂 噛み締める様な ささやかな 僕の母の人生・・・」
これはグレープのさだまさし作詞の「無縁坂」の歌詞です。
太平山県立自然公園内にある「あじさい坂」は無縁坂(実際の無縁坂は階段ではない様ですが)の歌詞を想起させる赴き(私の勝手なイメージ)があります。
そのあじさい坂で(2018年)6/15から7/1に「太平山とちぎあじさいまつり」が開催されました。
今年の栃木は空梅雨傾向で、紫陽花の見頃は例年に較べ短い様です。
それでも、私は梅雨が明けて間もない7/1(日)に早起きして家を車で出発し、現地の謙信平駐車場に着いたのがAM8:20頃でした。
謙信平駐車場はあじさい坂に並行しており、峠の茶屋が何軒も軒を並べています。
茶屋の前の駐輪場には、オートバイの旧車でツーリングに来ている方々がバイク談議に花を咲かせている様です。
別の所では、(自転車の)ロードバイクで日光いろは坂ばりの激坂を上って来たローディーが日陰で涼を取りながら、これまた、自転車談議に夢中の様でした。
私は駐車場から歩いて太平神社の随神門へ行って、そこからあじさい坂を下り、入口の六角堂を目指します。
下りは楽ですが、虫よけスプレーをしてこなかったので、蚊が気になって仕方ありませんでした。
六角堂を見てから踵を返して、あじさい坂を上りながら沿道の紫陽花を愛でます。
途中、神橋、御神木(千年杉)を横目で見ながら、随神門を潜って太平山神社へ歩を進めます。
その間の石段は約1000段あるのだそうで、石段の両脇の紫陽花は「セイヨウアジサイ」「ヤマアジサイ」「ガクアジサイ」等、約2500株が咲いているそうです。
「芭蕉の里くろばね紫陽花まつり」で観た紫陽花よりも、太平山の紫陽花の方が株数は少ないけれど私個人としては風情があって好きです。
私は誰かが歩きながらおしゃべりしているのを小耳に聞きましたが、太平山のあじさい坂の規模は鎌倉(鎌倉の何処なのか?は判りません)に負けていないのに、観に来ている人の数は1/10程度だとか!?
きっと、地元のPRが下手なのか?PR不足なのでしょう。
私は紫陽花の観賞に石段を下りたり上ったり、太平山神社の境内を見て歩いて1時間程要しました。
来年は家族と来て、茶屋で一休みしながら紫陽花談議でもしたいと思います。』
P.S. 車イス使用の方は難しいと思いますが、健脚な方に栃木市太平山のあじさい坂の紫陽花観賞をお奨めします。但し、防虫スプレー等で藪蚊対策は万全にして下さいね!
Posted at 2020/06/28 13:05:02 | |
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