
DVDを借りて観ました。
タイトルは「82年生まれ、キム・ジヨン」と言う2019年公開のヒューマンドラマの韓国映画。
チョ・ナムジュのベストセラー小説を原作に映画化。
キャプション:公式サイトより
共感と絶望から希望が生まれた――
ベストセラー小説、待望の映画化
イントロダクション:公式サイトより
韓国映画界を牽引する実力派俳優、チョン・ユミ x コン・ユ共演 初登場№1大ヒット
2011年、ベストセラー小説を原作とした映画『トガニ 幼き瞳の告発』、2016年に1156万人の観客を動員したパニック映画の大作『新感染 ファイナル・エクスプレス』と、ヒット作での共演が続くチョン・ユミとコン・ユの3度目の共演にして初の夫婦役となった本作は、韓国で初登場1位を獲得する大ヒット!監督は短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代の女性の生きづらさを描いた原作を、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させている。
全世界の女性たちが共感!
私たちはジヨンの人生を通して“違和感”と“痛み”の正体と、未来への希望を知る。
世界が広いと信じていた子供時代、女性としての生きづらさを初めて知る少女時代、必死に勉強して入った大学から就職への壁。結婚・出産で会社を辞め、社会から切り離されていくような気持ちを抱える日々、そして再就職への困難な道――。女性なら誰もが感じたことがあるであろう場面を積み重ね、ジヨンの人生は描かれる。観客はその人生に共感し、絶望し、彼女を応援し、そして映画でジヨンが選んだ生き方に、きっと未来への希望をみつけるはずだ。
ストーリー:公式サイトより
韓国で130万部突破!
日本でも社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説、感涙の映画化!
結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻には受け止めない。しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったような言動をとるのだ。ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスをする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って言ってあげて」。ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」――その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが…。
私見:
主人公のキム・ジヨン(チョン・ユミ)は幼い時から男尊女卑、女性蔑視とは言わない迄も、男性が優遇された生活環境で育って来ました。
ジヨンがOLとしてのキャリアを捨て、デヒョン(コン・ユ)と結婚し娘を授かり、その育児や家事、義母との関係が複合して彼女をノイローゼにしてしまいます。
そのノイローゼの発症の仕方が、実母や祖母がジヨンに憑依したかの様な発言を時々する様になります。
当人のジヨンには、その間の記憶がありません。
私の身の周りには、ノイローゼになって誰かが憑依してしまうと言う様な知り合いはいないし、その様な症状は聞いた事もなかったのですが、韓国にはノイローゼで憑依してしまうと言う様な異質な発症例があるのでしょうかね?
世の中は産休とか、育休とかの制度が整備されつつありますが、女性であれ男性であれ、産休、育休を取得する事が昇進、昇格の足枷になってしまっているのが実態ではないでしょうか?
そう言った現実的な問題を取り上げた物語だったので、女性層の共感を呼んだのかも知れません。
ジヨンには、夫のデヒョンとジヨンの肉親の母ミスク(キム・ミギョン)や姉ウニョン(コン・ミンジョン)、弟ジソク(キム・ソンチョル)が優しく支えになり、彼女は精神科で治療を受ける様になります。
時が経過し、ジヨンはベストセラー作家になった様です。
この映画で夫婦役だったチョン・ユミとコン・ユが、以前にこのブログで紹介した映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」でも共演していた事を思い出しました。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/08/05 09:57:06 | |
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