
イケメン(行け麺)アーカイブ№003ラーメンとん太馬頭店
以前に行ったけれど、現在既に店を畳んでしまったラーメン店に関する過去の情報です。
当時の日記をコピペ(若干手直しも)して、皆様にご紹介しながらラーメン店を回顧します。
『栃木県那珂川町「道の駅ばとう」の近くには、何気なくスルーされそうな雰囲気のラーメン店があります。
それはラーメンチェーン店である「ラーメンとん太馬頭店」です。
国道293号線を通る度に目にするので気になっていたのですが、なかなか利用する機会がありませんでした。
看板には367号馬頭店と表記されています。
国道293号線に面していて、367号とは?と思うかも知れませんが、チェーン店の出店順の屋号の様です。
それにしても、ラーメンとん太グループはとん太け、否、どんだけ大きな組織なのでしょうか?
それはさて置き、私は(2019年)3/23は当直で、夕食は近くのスーパーで買った冷めた弁当を食べなければならない為、せめて昼食は温かい物をと思い、お昼にラーメンとん太馬頭店に行きました。
お店の一番混んでいる時間だったかも?でお客さんが大勢15、6名或いはもっと居たかも?知れません。
その様な中、私は一人だったので、気兼ねしてカウンター席へ。
すると、注文取りや配膳担当の女性がお冷を持って来てくれました。
そこで、メニュー表に一番人気と表記されていた「とんこつ味噌らーめん」税込700円を注文。
合わせて+税込300円で「肉餃子+半ライス・漬物」をセットにして貰いました。
一番人気とあるのは、美味い証拠だろうと「とんこつ味噌らーめん」を選んだ訳です。
厨房では、先程の女性とは別の女性が切り盛りしています。
自分の座ったカウンター席は厨房が見える位置だったので、一寸観察させて貰いました。
中々、沢山の注文を一人で熟すのは大変らしく、私の注文分を作り始めたのは注文からかなり経ってからでした。
賄いが女性(熟年世代)二人の所為か?お客さんの対応と注文を熟す方が優先で、お客さんの食べ終わったお膳はテーブルに出しっぱなしだったのは、店の掻き入れ時のピークで仕方なかったのかも知れません。
それから暫くして、注文したらーめんセットがトレイに載って届きました。
先ず、レンゲでスープを一口賞味します。
メニュー表に表記されてあった「5つの隠し味が醸し出す濃厚な味わいはとん太ならでは、一度食べたら忘れられない!」とあったのは、最初読んだ時に大そう仰々しいと思いましたが、決してそうとも言えない風味。
確かに大衆食堂的なラーメン屋の味ではあるのだけれど、5つの隠し味が利いているらしく、本当に美味しい!
5つの隠し味ってなんだろうと推測したのですが「とんこつ味噌らーめん」と言うからにはとんこつと味噌は外れるだろうし、醤油、ニンニク、豆板醤、ゴマ、ネギ油かなぁ~!?
厨房を覗いていた時に見た個別にビニール袋で包装された業務用の中太麺に、濃厚なとんこつ味噌のスープが良く合います。
器にトッピングされているモヤシ、ネギ、人参、ワカメ、白菜、ニラ、茹で玉子の量のバランスが絶妙に良いです。
それに較べて、肉餃子は至って普通、半ライスは米の品種が良くないのか?イマイチで、ふた切れの沢庵は萎びており田舎のお婆ちゃんが作った沢庵漬けみたいな感じと言えばニュアンスが伝わるかなぁ?
このラーメンとセット品の落差が大衆食堂っぽくって好い感じです。
何せ、食べている最中でさえ、家族連れで来ているお客さんの子供達が喧しくって、それを叱り付けている母親もまた煩かったりするのが、輪を掛けて大衆食堂感をアップさせていました。
話はラーメンに戻しますが、普通に美味しかったです。
多分、味はチェーン店特有の食品工場で計算され作られたデフォの味を、厨房内の熟練した小母ちゃんが忠実に再現しているだけかも知れませんが、麺も硬過ぎず、軟らか過ぎずに美味しく頂きました。
因みに今回食した「とんこつ味噌らーめんセット」税込1000円でしたが、個別に注文すると「とんこつ味噌らーめん」税込700円、「肉餃子」税込300円、「半ライス」税込100円、漬物は単品の注文不可で合計は税込1100円ですから、セット注文の方が100円お得と言う事でした。
お腹いっぱいになり満足したところで店を出ました。』
P.S. ラーメンとん太馬頭店は現在閉店していますが、表へ貼り出されたポスターに「300万円から開業出来ます!」と経営者を募集しています。
ラーメン好きが高じてラーメン店をやっても良いとお考えの方は300万円の身銭を切って開業してはどうでしょうか?
新装開店した暁には、私はドライブを兼ねてラーメンを食しに行かせて頂きます。
もし、みんカラユーザーの方が開業したら「みんカラのアカウント」を申告すれば代金を割り引いてくれるでしょうか
