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2022年08月13日 イイね!

2022‘ 東北夏祭り 3年ぶりの開催でした!




今年は規制の無い夏休みやお盆休みで、久しぶりのお出掛け予定でしょうか? そんな8月からは3年ぶりに東北の夏祭りが各地で開催される事になりました。参加予約制だったり食べ歩き禁止だったり、それぞれ感染対策を行いながらのスタートです。それでも祭り開催の喜びで会場は盛り上がってます。

8/2 まずは「盛岡さんさ踊り」に向かいます。途中仙台松島で観光と🍴食事〜平泉の中尊寺、黄金堂などに立ち寄り盛岡入り〜18:30頃に会場へ、いよいよ3年ぶりの夏祭りの始まりです!

「盛岡さんさ踊り」の発祥として多く語られているのは、盛岡市名須川町の三石神社にまつわる伝説に由来するものです。昔、人々を苦しめていた悪鬼が三石神社様によって退治され、降参の印に誓約の手形を石に残して去ったとき、喜んだ人々が三石の周りで「さんささんさと踊った」のが始まりと伝えられています。この「さんさ踊り」は世界一の太鼓数と言われるパレードをメインに開催される夏祭りで“和太鼓演奏世界一”としてギネスにも認定されています。企業や各種グループのチームでパレードを行い、それぞれに個性を持つ伝統さんさは複雑で種類が多く見応えがあります。一身一体の振り付けとそれに伴う太鼓の音が響き躍動感と迫力、そしてしなやかな踊りの型が感動を呼び起こします。















昨年2021はミスさんさが決まってから一月後に中止が決まり、一年越しのお披露目になったそうです。とにかく開催された事が嬉しく感謝しているそうです。



8/3盛岡を出発〜発荷峠から十和田湖〜奥入瀬渓流〜八甲田山越えして青森入りの予定でしたが、岩手山過ぎたあたりから線状降水帯による豪雨となり高速十和田から先が通行止め、八幡平に登る全ての道も止まり緊急対応として大館市から七号線で弘前市まで行く事に。しょうがないので大館の比内鶏でも食べて秋田犬のグッツを少し買い、氾濫しそうな米代川を眺めながら7号カントリーロードです。弘前からは高速で青森市へ、なんとか夕方には到着です。







青森ねぶた祭りは七夕まつりの灯籠流しの変形であろうといわれていますが、起源は定かではありません。古くからの七夕まつりと津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して灯籠となり、それが変化して人形、扇ねぶたになったと考えられます。
「ねぶた(ねぷた)」の名称は東北、信越の「ネンブリ流し」関東の「ネブチ流し、ネボケ流し、ネムッタ流し」等の方言から「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」に変わったと思われます。       祭りでの掛け声の「ラッセ・ラ」は・・その昔、祭りの準備のため集落を回って「酒やローソクを出せ!」と言っていたのが「イッペラッセ」となり「ラッセ」が残り「ラッセ・ラ」になったといわれています。


8/4 青森からつがる市を経て〜日本海に、ロケーションの素晴らしい「五能線(一度は乗ってみたいローカル線)」に沿って101号線を西へ〜途中の名所で一休みです。



千畳敷と言われる名所。津軽の殿様が千枚の畳を敷いて宴会を開いたとされる言い伝えがある岩畳です。その奥には日本海ブルーの水平線が広がります。 その後〜寒風山へと向かいます。






この寒風山は男鹿半島の真ん中にそびえる355mの芝生で覆われた山で周りが何も無いことから、そこからの眺めは360度の秋田で一番の眺望が楽しめる場所です。パラグライダーのメッカでもあります。
夕方には秋田市に入り「竿燈まつり」にいよいよです!











秋田竿燈まつりの始まりは江戸時代ともいわれています。もともと行われていた五穀豊穣や夏の病魔、邪気を払うために行われる「ねぶり流し行事」が原型とされています。ねぶり流しとは、願いを書いた短冊を川に流すことで邪気を払う行事です。それが独自に発展して竿燈まつりになりました。
竿燈とは稲穂に見立てた竿に提灯をぶら下げたもので、5~12mの長さで提灯は最大で46個をぶら下げ、重さは50Kgにもなります。
夜の部がメインですが、昼の部では「妙技会」が開催され、流、平手、額、肩、腰、の5種類の技があり、難易度が高い「腰」が見事に成功すると会場は大盛り上がりです。



ちなみに秋田は美人で素敵な女性たちがたくさんです♪

8/5 秋田市を出発〜角館で昼食と武家屋敷などの街並みを散策〜秋田道より横手市へ〜ここからはR13で山形入りです。新庄〜尾花沢〜山形市に入りました。第四のお祭り「山形花笠祭り」です!







山形花笠祭りはまだ歴史の浅いお祭りで、昭和38年「蔵王夏祭り」が始まりです。この祭りの中のイベントの1つに「花笠音頭パレード」がありました。それが昭和40年に「山形花笠まつり」として独立し現在の形になりました。
参加グループごとに同じ衣装で統一され花笠を持って一紙乱れぬ集団踊美はとても見事です!同じ踊りでのお祭りでしたが、平成5年に市民参加型の変革が始まり、従来の正調(女踊り)だけでなく、男踊りや笠回し、創作ダンスも加わって太鼓のリズムも激しく見応えのあるお祭りに変わっていきました。
花笠音頭は「花笠踊り唄」とも呼ばれ、元唄は山形県村山地方の「土撞き唄(どんつきうた)」です。大正8年の徳良湖用水地工事の時、作業の調子を合わせるための歌です。
民謡としては昭和初期になってからのことです。15番までが公認されていますが、実際には150番までありお祭りが終わらなくなります。
花笠踊りは田植え踊りを元に菅笠に紅色に染めた紙を結びつけ(紅花)花笠を作り景気をつけたのが始まりです。

8/6 山形蔵王温泉を出発〜蔵王山越えで仙台へ。途中蔵王のお釜に立ち寄りです。



気温15℃の気持ちの良い空気が熱った体を癒しました。



この日は山岳道路途中で雲の上に出る事になり、下界を見下ろすと雲海が広がっていました。こんなロケーションは年に何回もないそうです! ラッキーでした✨

仙台の七夕まつりは昼の見学なので、午後から会場へ向かいます。



会場の七夕飾りはひとつひとつ全て和紙を使った商店街の方々の手作りで、15m近い青竹に「吹き流し」と呼ばれる飾りをそれぞれ5本ずつ吊られ、7種類の縁起物が織り込まれているのも特徴です。





















仙台七夕まつりは江戸時代に仙台藩祖、伊達政宗公が婦女子の文化向上を奨励するために始めたのが由来とされており、以来仙台の伝統行事として民衆に広まり現在に至ります。
しかし、明治維新の混乱や新暦の採用、戦後の不景気で全国的にも七夕まつりが衰退した時期もありましたが、仙台七夕まつりを復活させようと1927年に仙台商人の有志たちが、華やかな「仙台七夕まつり」を復活させました。翌1928年にはもともと旧暦だった開催日を季節感に合わせるため、新暦に1ヶ月を足した中暦を使って8/6〜8の3日間として変更、その後年々規模は大きくなり200万人もの人が訪れる日本一のスケールを誇る七夕まつりになりました。





ご当地デパート「花崎百貨店」前の巨大な七夕飾りは、児童生徒による故郷復興プロジェクトの七夕飾りで85000羽の折り鶴で構成、シンプルながら圧倒的な存在感と美しさです!中央からのぞき込むと空に向かって行く様な光景が広がります。テーマは✨星に願いを✨。。

この日は秋保温泉で5つの「東北夏まつり」の疲れと余韻に思いを馳せながら~のんびりとした夜を過ごしました。明日は福島県会津若松に立ち寄り東京へと帰ります。

東北夏まつりを訪れてみて〜改めて、人々の復興への思いや生まれ育った土地での習わしや風習という文化が、故郷そのものであり人々の心の中に息づいている物だと感じました! 当たり前に行われていた夏まつりが3年もの間出来なくなり、それでも願い、信じてようやくの開催で本当に心から喜んで感謝していたのが印象的でした。東北の皆さんの元気を少しだけおっそ訳してもらいました。また機会があったら訪れたいと思います。             では✋
Posted at 2022/08/15 00:55:53 | コメント(1) | トラックバック(0)

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