サニトラシフトブッシュ交換のついでに

既に多くの方が過去に整備記事を書き、たいした難易度の作業ではありませんが　シフトブッシュを交換しました。
　最近日産部販の神奈川がなくなり　部販中央として大田区千鳥町の本社に営業所が設置されており近いので行きやすいところです
しかも土曜営業で午前１０時にオーダーしたら、ほとんど在庫なしでしたが、なんとSPC（相模原にある部品センター）から午後４時には入庫とのことさすがに物流時代です。
　ついでにバイク用のガソリンタンクのフューエルリッドをシフトレバーの周りに装着すると、まさにフェラーリの雰囲気です。
　ちなみに前側のステンレスマグカップは　手製のドリンクホルダーで、センターコンソールの固定ネジをそのまま使って底面で固定してます。ドリンクホルダーにちょうどいいのですが、幼い息子がここにコーラを注ごうとしていたのでビックリ！

シフトブッシュの交換作業にはいります。
　クルマの部品の劣化は、意外と毎日使っていると変化に気づかないもので、前オーナーが乗って指摘がありました。
　シフトレバーがグラグラで　走行中はジーと音も大きいとのことです。自分のクルマも交換したばかりなので　大きな差を感じるとのことです。
　前のオーナーから部品番号を教えてもらい　今回交換することにしました。
　実はこのブッシュ交換は私自身で2回目。一回目は前のオーナーから車を引き継いだときに　シフトレバーのグラグラが気になり　すぐ交換しました。やっぱり　人のクルマのほうが気が付くもんですね。まずはこのEリングを外し、ピンを抜きます。

シフトレバーをはずしてビックリ　なんとブッシュがまったくありませんでした
すべて粉状に飛び散り　オイルとまじってどろどろです
最悪の状態なので綿棒で清掃しましたが耳くそよりも最悪の状態でした
なぜかジュラコン製のボトムのブッシュは　ほとんど減っていません
材質の違いなのか？あるいは部位的に減らないのか？
一応部品も取得しているので変えてみました
サイドの２個のブッシュはゴムではなく　さりとてジュラコンよりも
やわらかい　ビニール材質のような　かなり透明度の高い軟質樹脂です。
　これで油に強ければ　結構耐久性もありそうです。
　市販の用品ではアルミブッシュも売っていますが、クリアランスもタイトで　これでは少し具合が悪いのでは？と思います

この透明なブッシュが両サイドに挿入されるものです。材質はボトムのジュラコンっぽいものに比べ軟質で、ウレタンというよりもビニールかと思うほどです。もう少し硬くてもいいと思うのですが　まあこれがノウハウなんでしょうね。最近以前の材質と少し変わって　耐久性が増した感じがします。　さて取り付けですが　ピンがなかなか入りませんでしたがこのくらいクリアランスが小さいとガタもすくなそうで、しっかりした感触が伝わります。

ちなみにEリングは落とすと、結構面倒なことになるので、まわりを布で養生しておきました。
　さて、これで　すべてのブッシュを交換し終わったら試走です。まるで新車のミッションのようです
　よくこれでいままで乗っていたと思うほど最高のフィーリングに変わりました
　カチ　カッチと決まるシフトはレーシングカーのようです。やはり３万キロに一回以上は交換が必要のようです。毎日乗っていると自分では気が付かないので　定期的に交換がいいかもしれません。まあ布団を天日干しするような感覚でしょうか。