HIDリレーハーネス交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
HIDのバーナーを交換して1年も経たないうちに運転席側のバーナーが点灯しなくなった。調子が悪くなった初めのうちは、何故かHiにしたら点灯したり、変な状態が続いた。リレーのアース不良か、バラストの寿命かと思っていた。その状態でしばらく騙し騙し使っていたが、ある日突然、全く点灯しなくなってしまった。やはり55Wのバーナーの寿命はこんなものかと疑っていた。このままでは夜間の走行に支障が出るので点検。
2
SWを入れてリレーボックス二次側の電圧を確認。
助手席側は12.5Vで問題無し。
3
運転席側は、1V以下。リレーの故障である。
以前、交換用バーナーを購入した際、新しいリレーハーネスも同梱されていたが、その時点ではハーネスの不具合は見受けられなかった(恐らく)ので、既存の物を引き続き使用していた。なので、在庫してあった新品のハーネスと入れ替えることにした。しかし、ハーネス全部を入れ替えるとなると、車体下に潜って、座席下のバッテリーから引き直さないとならない。途中のジョイントなどをばらしたり、固定し直すとかなりの手間が掛かる。マグネットだけの故障なら、ハーネスを若干加工するだけで済むので、部分的に交換する事にした。つまり手抜き。
4
古いハーネスを撤去。
バッテリーから引いている電源側、アース側の配線はヒューズを含め、既存の物を使用。今後またハーネスの不具合が起きた時の事を考慮し、要所をギボシ加工した。
5
リレーボックスは前回と同じ左フェンダーの中へセット。
6
ウォッシャータンクが邪魔なので、一時的にずらしておいた。
M6ボルト×2本だけで固定されている。リレーボックスのアース線は、この下側のボルトと共締めしている。その他のアース線は、全てバッテリーへ戻してある。
7
途中の作業状況は割愛。
整線をした後、点灯試験。無事に点灯してくれた。
8
バラした物を元に戻し、レベリングなどの動作確認などをして終了。
元の明るさに戻って一安心。バラストに関しての不具合はまだ一度もない。そろそろか?
<追記>
交換直後は、何も問題無いと思ったが、何度が点灯を繰り返しているうちに、以前バーナーを交換した時の様に連続して入り切りすると、やはり運転席側のバーナーが点いたり点かなかったりと云った症状に・・。一度でも点灯すれば、任意に切るまでは問題ないのだが。よく観察していると、運転席側のバーナーが、フリッカーしているのでバラスト電圧が足りないのでは無いかと思う。調子が悪いのはハーネスが長い運転席側。今回、ハーネスを新品に変えてみたものの、リレーボックス自体のアースはボディーアースにしたので、対策として他のアースと同様、バッテリーへ直接戻してみようと思う。それでも同じ様な症状が出るようだったら、この車両にこのシステムの相性は良くないと判断し、35Wのものへ変更しようと思う。実際、レンズ、リフレクターの劣化など、無理が生じているのもあるわけだし。55WのHIDに変更してから、とにかくあちこちバラして点検する事が多くなった。明るいと云うのと引き換えに、これ程手間が掛かるものだとは思わなかった。
<追記(2016.4.24)>
前回の追記から、不具合を引きずりながらも暫くの間、騙し騙し使用していたが、最近になってとうとう両方共点灯しなくなった事があった。これは厄介な事になったと思い、周辺をバラして、カプラー、ギボシ、リレーアース部位等、出来る範囲で接点復活剤を噴霧、洗浄、乾燥をさせた後、夜間、銚子までひとっ走りしてみた。リレーボックス二次側の電圧は、両方共アイドリング時で約14.3V.ドロップしている事もなく、特に問題無し。単純にリークしているのか、リレーハーネスのアースの問題じゃないかと思われた。アースに関しては、少し前にウォッシャータンクを共締めしている部分から純正のアースポイントへ移動させた。その部分も含めて接点復活剤を噴霧してみた。やがて時間の経過と共に、一発で点灯する様になり、それから数日経つが、今までの様なSWを入れ直して点灯だとかそういう面倒なものが無くなった。今のところ。
察するに、リレーハーネスのアースポイントが悪さしていたんじゃないかと推測。これでまた暫くして不具合が生じる様だったら、バッテリーまでアースを引いてみようかと思っている。ここまで来てバラストに関しては、購入後一度も不具合が起きていない。とりあえず良かった。
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