古い〇〇〇と別れる方法

真冬の景色に戻ったような先週を過ぎ
ようやく春間近を感じる気温となってきた新潟。

峠越えや山間部に用事の無い（だろう多分？）マダーム姉さんのタイヤ交換を済ませました。

いつもの事なので特に感想もないのですが、
毎度の事ながら、ボルトを締めこんでいく時の「芯を食う」感じ、コレが気持ちイイですね。

大概2本目か3本目、指先に伝わる「ちゃんと真ん中に収まってきてます！」的な感触に馴染みを覚えるといいましょうか
優しくゆっくり入れるから心配しなくてイイよ…みたいなラノベ風ともいいましょうか（笑

一方で傍若無人、悪逆無道なしつこい奴らもいる訳で。
ぁ、織田無道じゃないですよ～、念のため（笑

先日のアイドラバルブの闇に引き込まれた際
思わず壊してしまったモノ。。。
・・・・それがコイツ。

エアホースコネクターという名前だと思っていたら
「アングルピース」って伝票に書いてありました。ま、どうでもイイけど。

優しく握ってゆっくり引き抜いたと思ったのにポッキリと
・・・あぁ無常。

22年選手ですから仕方ないと諦めて交換するわけですが
実はパイプというか負圧ホースも劣化しておりました（汗

抜こうとすれば裂ける！（爆

こちらは急遽２りんかんで似たサイズを調達しました。
もう待ってられないし。

ところがですね、シツコイんですよ古いホースが。。。

シリコン吹いても抜けないし
仕方なく切って抜く作戦に出るものの砕けるし
あげく、ポロポロと分裂しまくり引っ付きまくりで
肝心の被膜された細い負圧管がなかなかキレイになりません。

何度かパーツクリーナー吹いてゴシゴシ擦りましたが
小さなカスがこびりついてスムースな表面になりません。

22年も愛を重ね、連れ添った未練でしょうか、はたまた嫉妬!?
情という名のガンコな汚れ。。。
嬢が醸して情・ジョー・錠なわけですよ、奥さん。。。何を言ってるのか判らない（爆

でね、思い出したんですよ。
ラテックスは油に弱い…ということを。若い時分に勉強しましたから（笑
そこでWD-40の出番です。えぇ556でもイイんですけど、WDは香りがソソルので。

吹きかけてゆっくり撫でるように包み込んで
グリグリと揉みしだくとゴムの崩壊…剥がれ落ちます！
その後はパーツクリーナーで拭き取ればOK牧場。ガッツです！

新しいホースもスムース・イン。
もう抜差しならない間柄から、いつでも抜差しOKなライトな関係になるわけです。
メデタシ・メデタシ。
もっと手軽にゴムカスとお別れする方法があるんだろうなぁ～きっと。

ぁ、サイモン&ガーファンクルに「50 Ways to Leave Your Lover」という曲があったのを思い出した、関係ないけど（笑