
先日のところでSLIのコーディングを行い無事に動作するようになったのですが、コーディング後のディフェクトメモリーをISTAで消しておこうと思い“ディフェクトメモリーを消去”したのですが“レイン/ライト/ソーラー/フォグセンサー:間違ったバリエーションが取り付けられている”というエラーが消えてくれません。
当然、センサー自体を交換した訳ではないのでコーディングによって発生したエラーであることは間違いないのでSLIで変更した内容に問題ありとの判断をする。
SLIのコーディング内容はNcdCafd Toolを使用してFA/VOに追加する“8TH”に対してCalculateして抽出した内容+miya302iGTさんからご教授いただいた内容を加えたのですがHBAの時のディフェクトと同様にNcdCafd Toolで抽出した内容のどこかに問題があるのだろうということでレイン/ライトetcセンサーに関わる内容として確認したところ
FEM_01 > PfRainLightSensor 3130 > REGENSENSOR_INTERVALL = aktiv
FEM_01 > PfRainLightSensor 3130 > RLS_LIN_VAR = RLS
の辺りになると解り最初の内容はレインセンサーのインターバルをアクティブにするという内容ですのでRLS_LIN_VAR = RLSが原因だと判断しました。
そこでデフォルトのCAFDバックアップでこの項目を確認したところデフォルトの設定は“RLSBS”であったことが確認できましたので“RLS”の設定ではBSの部分が足りてないのでデフォルトの“RLSBS”に戻してコーディングしたところ“間違ったバリエーションが取り付けられている”というディフェクトエラーは無事に消すことができました。

HBAに引き続きNcdCafd Toolで抽出された内容でそのままコーディングをすると時にこのようなことが起きるという事例でした。
コーディングの項目は判るものもありますが字面だけでは何のコーディングかが解らない項目表記もあり難しいところですね。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2020/07/06 22:11:18