
7月7日のブログにてノートPCでISTA 4.22が接続できなくなったこと ( https://minkara.carview.co.jp/userid/3254510/blog/44162160/ )を報告していましたがその後はとりあえずデスクトップで接続できる4.17でディフェクトエラーはとりあえず消せるしそれ以外はすぐに使用することもないかと思い放置してあったのですが、近々予定している作業ではISTAがあった方が安心できることから車両との接続を何とかしようと原因究明を行いました。
現状はタイトル画像の通り車両にケーブルを接続し“Complete identification:完全な識別”でクリックしてもコネクションマネージャーの画面に車両情報を出してくれないという状況。
ここから先に進まず車両との接続が確立しないので何もできない…。
いろいろとググってみるとISTAに関わるレジストリを変えると接続可能になるという話を見つけたのでいろいろとやってみた。
1, レジストリのリセット
ISTAに関わるレジストリを“RCleaner”を使い全て削除して再度“ISTA-D_Reg_Fix_x64.reg”でレジストリ結合にてレジストリを入れ直しISTAの初期設定からやり直す。
→変化なし…
2, レジストリの変更その1
レジストリエディターで[\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\BMWGroup\ISPI\Rheingold]にある“BMW.Rheingold.OnlineMode” = “False”を”True”に変更してみる。
→変化なし…
3, レジストリの変更 その2
海外のサイトでは上記の方法で接続ができたとの書き込みがあったので期待していたのだが当てが外れて途方に暮れながら他のレジストリを眺めていたところ
[\HKEY_CURRENT_USER\Software\BMWGroup\ISPI\Rheingold]にある
“vciType”というレジストリが = “ICOM”となっていて接続で使用するのはイーサネットケーブルなので→ “ENET”へ変更してみた。

すると通常的に使用している“Dealer organization ICOM/ENET local area and ISIS network”で接続できないのは変わりませんでしたが”Dealer organization ICOM/ENET direct connection”では正常に接続できることが確認できました!!

本当は通常的な方法で接続できるようにまでしたいとは思ったのですが、これで何とか車両との接続は確立できたので今後の予定している作業では使えるようになりやれやれです。
最後にみん友さんがアップしてくれていたSQLiteDBsのファイルを操作して日本語化も完了!と思って操作を確認したところ英語では表示されていた部分が

“選択されたドキュメントのコンテンツは空です。” とのエラーメッセージが表示され

その先に進んでも空白が続き内容が全く表示されません!
いろいろと触っているとメニュー画面周辺は問題ありませんが操作を進めて奥の階層に進んでいくとどうも日本語データとのリンクがきちんとできていない様子です。
ここも日本語化に関してググってみるとどうやら“Multi-language pack”なるものから日本語バージョンのSQLiteDBsファイルをインストールすれば使用できるようなのですがこれまでの経験からデータのバージョンが合わないときちんと動作してくれなかったりする(レジストリにはデータのバージョンを指定している記述の項目があるのでここで書き換えを行えば可能なのかもしれません)のでこれを入手するのはなかなか容易ではなさそうです。
元来、出回っているこのアプリケーション自体がオフィシャルではなくアンダーグランドの代物(出回っているISTAは大体がロシアからの流出みたいです)でそうすると真面目な日本人からの日本語バージョンの流出はなさそうです。
英語バージョンでも時間をかければ一応理解できますが時間もかかり面倒なので何とかしたいのですが… ということでこの流れはまだ続くのかっ!?(どうかは未定です)
Posted at 2020/09/08 21:37:40 | |
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