
先日のパーツレビューのところでこのステアリングが想像していたよりも賑やかではないと書いていたがその後、取説を少しずつ(英文しかないので内容理解の進みが遅いです)読みながらしながら賑やかしができるかどうかを調べていました。
元々、このステアリングについては余り詳細の説明がなく当然LEDのインジケーターが光ることくらいは理解できるのだが勝手なイメージでおそらくヘッドアップディスプレイと同様にレブカウンターの状態をインジケーターにも表示させる(通常領域:グリーン→イエロー→レッドというメーターの全領域表示でLEDが光る)ようなものかと思っていたが“ギアシフトインジケーター”なので実際には限られた範囲でシフトチェンジのタイミングを知らせるという機能ということでした。
ではその“限られた範囲”というのがどの様なことになっているのかが全く分からなかったのだが取説を読んでいくとSwitching threshold (rpm):スイッチング閾値という設定がありそこでシフトチェンジの回転数を変更して設定できることが判った。
取説部分を日本訳すると
「スイッチング閾値(rpm)
この設定により、LEDディスプレイを車や運転スタイルに適合させることができます。
rpm閾値は、LEDディスプレイのLEDが点滅し始め、ギアの切り替え操作を実行する必要がある値です。
この値は、たとえば、最高のトルクまたは最高のエンジン性能を得るためのrpm値に設定できます。
切り替え閾値メニューを選択し、RLボタンを押します。
LSまたはRSボタンを押して、1000から9,900を増減します。
設定を保存してセットアップモードに戻るには、LLボタンを押します。」
ということでLEDの点灯する状態は指定した回転数の
1, LED at 80% - 85%(green)
2, LED at 85% - 90%(green)
3, LED at 90% - 94%(green)
4, LED at 94% - 97%(red)
5, LED at 97% - 100%(red)
とのことであった。
仮にM4のエンジンの最大出力回転数の7,300rpmがこのエンジンのベストパフォーマンスだとするとLEDが点灯し始めるのが7,300×80%=5,540rpmとなるのでそれまでは全く点灯しないことになり日常運転状態では全く賑やかになりません。
シフトチェンジの指定範囲は1000rpmから9,900rpm(実際にはそこまで回らないですが)で指定できるので指定回転数を下げれば賑やかしてくれるという事ですが設定を確認すると初期設定は4,000rpm(80%時で3,200rpmで点灯開始)になっていてそれでも日常運転ではほぼ点灯していませんでした。
流石に1,000とか2,000rpmでは光り過ぎて鬱陶しいと思うので3,500rpm(2,800rpmで点灯開始)でどんな感じになるか様子を見てみようかと思う。
設定はこのモード

この設定はあくまでも賑やかにするという事が目的なので本来の使い方ではなくチャラい使い方です。(もし開発者の方がこれを読んだらきっと泣くことでしょう)
因みにDCTがオートマモードでもLEDが点灯することが確認できました。
(モード設定が違っていました)
まだまだ取説を読めていませんので楽しめる機能があったらまた紹介したいと思います。
※タイトル画像はLEDの照度調節時の画像です。
Posted at 2021/05/20 21:29:20 | |
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