スーパーチャージャープーリー交換（2）

（１）の続きです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3257974/car/2943896/6542442/note.aspx

５分くらいボルトを緩めてるとプーリーが外れます。

上が純正、下がKavs製プーリー
直径で6mm違いますが別々に見ると見た目はたいして変わりません。

大径クランクプーリーも持っているので本当はデュアルプーリーにしたかったんですが、プラグの焼けも含めてエンジン絶好調！とはいえ走行距離もいってるし、シリンダーに一部キズがついてるしで、今回は様子見でスーパーチャージャープーリーのみの変更にしました。

交換するプーリーをオーブントースターで熱します。日本のオーブントースターは250度でサーモスタットが働くのでもし熱し足りなければトーチで炙る予定でした。（結局トーチは使わず)

こんな感じで温度を時々測りました。

シャフトはブレーキクリーナーで、きれいにして、急速冷却剤を吹きかけることで収縮させ、プーリーが入りやすいようにしました。

プーリーの温度が247℃になったので、耐熱グローブをはめて急いでシャフトにはめます。
あっけないほど簡単にはまりました。はめたあと、ゴムのベアリングカバーが溶けたようで少々ケムリが出ましたが数秒でおさまりました。
プーリーをオーブントースターで焼いた時間は５分程度。焼き過ぎたのか黒いプーリーが金色になってしまった…誰にもバレないように黒にしたのにプーリー変えたのバレちゃうじゃん…

プーリーが冷えたのを確認し、ベルトを戻して外した金具を戻して終わり。

エンジン始動も問題なし。
プーリーだけ変更した状態で20キロ走りましたがエラーもなし。（怖いので回してません）
ただ街乗りで油温が最高102℃まで上がりました。いつもより5℃ほど高いので圧縮上がった分、発熱も増えたと予想してます。

全体的にピックアップが良くなり、下のトルクも増えました。ただ回してないからかそこまで劇的な変化はありません。いつもギアがキックダウンする上り坂をキックダウンせずに粘って上ってるなという感じです。
補正効かなくなるほどブースト（回転数）あげてないということもありますが、fuel trimもいつもと変わらずでした。

まだこの構成に最適化されたECUではないのでECUリマップしパワーを解放した後が楽しみです。30psは上がるかな？
なおこのリマップもDegi-Tecさんで行います。