ヘッドライトの黄ばみ防止 or 黄ばみとり　ちょっと待った

ヘッドライトのレンズがなんとなく透明度が落ちてきました。
青空駐車の宿命ですかね。
街でアベンシスのヘッドライトがまっ黄色になっている
悲惨な個体を見かけたんですよ

「俺のアベンシスもああなるの？　やべええ」


私のアベンシスはまだ全然軽症ですが、
予防のために何かできないか考えました。

黄ばみの原因は紫外線だから紫外線をカットすればいいんじゃね？

ということで見つけたのがこちら！



マリン用品ですが、自動車にも使えるとあります。
プラスチックもOKです。
通販でぽちっとなしました。

でも、念には念を入れて、レビューを読んでいたら・・・・

塗ったら表面のハードコートにひび割れが発生！

溶剤系でヘッドライトの黄ばみをとり、簡単に透明度が出るという奴は
最終的にはクラックが発生するんですよね。

こちらの製品は黄ばみ予防でコーティングするだけですが、
レンズのハードコートに密着します。
メーカー純正のハードコート表面にヒビが入ったという症例ですね。

タイヤに油性ワックスを塗って、ヒビが出るのと同じ仕組みです。

慌てて、注文をキャンセル。　間に合いました。

ヘッドライトの黄ばみ予防と除去は、
現時点で塗り塗り系では解決はできないようです。
一時的に綺麗になっても、あとからクラックが発生する可能性が
排除できません。

研磨して黄ばみを獲る場合は、メーカーのハードコートをすべて剥がして、
改めてハードコートしないとだめです。
黄ばみを除去したままでは、レンズが裸でむき出しですので、
物凄く痛みます。蒸気で黄ばみをとってご満悦の
Youtubeに氾濫しているアレです。
あれの後に、コーティングしないと、数か月後には地獄がやってきます。

ハードコートの乾燥必要時間はとても長いので
コーティング屋さんは採算がとれないので、
乾燥の早いソフトコーティングをするお店が多いそうです。

でも、研磨とコーティングだと、けっこうなお値段がするんですよね。
ヘッドライト・レンズの左右交換は10万円前後しますから、
車種によっては20万円します。
その車をあとどのくらい乗るのかで、判断がわかれますね