2024年06月27日
たまに見かけますが、ショックが劣化すると、減衰力がなくなり、
ショックが仕事をしなくなります。
スプリングだけで車体をタイヤと繋いでいる状態になりますので、
下記のようになります。
ここまで酷くなくても、風に弱くなり、浮いた状態で横風を浴びると、
車線逸脱するくらい、車体が持っていかれます。
また、高速道路では前からの強風で、車線変更時にタイヤのグリップが
失われ、大変危険な状態になります。
ステアリングが効かなくなります。
強いブレーキングでフロントがダイブするのも、ショックが劣化している
症状です。
Posted at 2024/06/27 22:06:58 | |
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2024年06月27日
ショックアブソーバーの劣化具合を
外したショックを押し込んで調べる動画がたくさんありますが、
間違っています。
YouTubeは有益情報もありますが、間違っている動画も
たくさんあって、中には整備士免許を持っている方もいますから、
ほんとに知ったかぶりは怖いです。
わたしも最近まで、その知ったかさんだったのですが・・・・(*'ω'*)
500kgほどの重さをかけて、押したり、伸ばしたりして、
ショックの中のピストン(ショックの心棒)の動きを判別しないとわかりません。
そんなことは不可能ですので、
つまり、運転している状態じゃないと判別できないのです。
(これは実行できていました!)
ガス抜け(オイルと混じってしまう所謂ショック抜け)は
キャビテーションというらしいです。
私もショック交換2回目まで、知りませんでした。
実験室でわかりやすく教えてくれる動画がありましたので
ご紹介します。
↓ 抜けた状態
↓ 再生修理でガスを補充した動画
ショックの外側へオイルが漏れているのは、
もう文句なく破損損傷でして、そのショックはお釈迦です。
修理も現実的ではありません。新品を買ったほうが安いので。
複筒式ショックの5万キロ寿命説は、動画のように
「ガスとオイルが混じってしまうこと」だというのがよくわかりますね。
Posted at 2024/06/27 21:40:08 | |
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2024年06月27日
新車時の乗り心地は5万キロほどで失われます。
これはショックアブソーバーが劣化するからです。
一般的乗用車では5年ほどです。
新車から2回目の車検くらいですね。
5万キロ? そんなことあるかいな! と怒る方もいるでしょうが、
純正車両にも採用されているKYBやその他、
ショックアブソーバーのメーカーが言うているので間違いありません。
ショックアブソーバーは、毎日少しずつ劣化していくので、
気がつきにくいだけです。
まずは、後席の人が酔うようになり、次に助手席の人が酔うようになり、
運転席の人も変だな?と感じるころには、
スプリングだけで走っている状態になり、ピョンピョン跳ねます。
4本同時交換だとショックと工賃、アライメントも取り直して10万円~ですね。
ショックの劣化は物理的にいうと、
・ガスがキャビテーションでオイルに混じってしまった状態です。
手で押し込んだくらいでは、判別できません。(´・_・`)
Posted at 2024/06/27 21:29:01 | |
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