アベンちゃんのブログ一覧

愛猫とお泊り旅行したいの。
でも、北海道はなんか猫に冷たくて、
ペット同伴の宿は少なくて、あっても犬だけという所ばかり。
なんで猫はダメなんだ。

で、道東で唯一、猫もお部屋に入れるホテル摩周。


強烈に昭和チックで露天もなし。
しかし、料金はお手頃で、料理もおいしくて、ボリューム満点。

ところが、猫連れ以外にも、普通に人気で、
もう7月8月は全滅。



早目に予約入れればええやん！って思うでしょ。

ダメなんです。以前、日程優先で早目に予約入れたら、
雨、雨、雨、3日間、ずっと雨でした。

北海道は田舎なので、街とか繁華街とかあまりなくて、
夜も早いので、観光は自然ありきで、天気が悪いと最悪なのです。

それ以来、やはり天気予報優先にしています。

ああ、愛猫リリーと旅行に行きたい。

猫に冷淡な北海道の宿業界を呪ってやる！(*'▽')ぐへへへ

リアショックアブソーバーがどうしても入手できないアベンシスAZT255 4WD.

トヨタ、モビティ・パーツでは既に廃番。
有名な欧州のザックスなど、サードパーティーが作っていたのですが、
ザックスは廃番。他のメーカーで作ってはいるのですが、
販売店の都合でどうしても入手できません。

e-bayの配送システムが、日本の税関に適合していないです。
普通に宅配便や国際郵便で送ってくれれば通関できるのですが、
メールで問い合わせても、まったく返事がありません。
どうやら、日本が嫌いなようです。
そうとしか思えません。

このままでは4～５年後には、廃車や・・・と途方にくれていた所、
ショックアブソーバーにオイルやガスを再注入して蘇生してくれる
Neo Tuneというものに出会いました。

千葉県の喜多見さんという方の特許で、
SANKO WORKS　という会社が本部です。

どんなものだろうと、おっかなびっくりだったのですが、
信頼している自動車評論家の国沢光宏氏も取り上げていたので、
これは大丈夫だと判断しました。

本来は車両ごと持ち込んでやってもらうのですが、
通販やショックを送って施工してもらう方法もあるようで、
問い合わせてみました。

すると、「申し訳ありませんが、現在、通販を行っておりません」

がーーーーーーん！

「もしかしたら、フランチャイズのお店でやってくれる所があるかもしれません」とのこと。

で全国のお店を見てみると、北海道はゼロなのです・・・
すがるような思いで、千葉と東京のお店に聞いてみましたが、
断られました。

うーーーん、じゃあ、一番近いところで秋田はどうだ！？と
マジックラボさんにメールしてみました。



3日後くらいに返事が来て、やってくれるとのこと！
やったーーー！　アベンシス廃車回避！　希望の光！　神様仏様！

ゆうぱっくで送って、翌週には完成して戻ってきました！

マジックラボの湯田さんは、車の足回りの専門家で
ショックアブソーバーについて、とても勉強になりました。
普通の整備士やディーラーでは聞けないことが、
（そもそもディーラーは知識がない）たくさん知れました。
YouTubeに出てくる整備士さんでも間違っていることが
多々あり、ショックって奥が深いなあと、恐れ入ることばかりでした。


こちらがマジックラボの湯田さんです。

特許ということで、根ほり葉ほりは教えてはもらえないのですが、
一般的な質問や仕上がりの希望は快く受け付けてくれます。

私は技術的なことが自分は無知だと悟ったので、
ドライビング・フィールから、こういう風にしてほしいと、
希望をお伝えしました。

で、希望通りに素晴らしい仕上がりなったはず、なのですが・・・

現在、アベンシスには純正新品のショック・アブソーバーが装着してありまして、Neo Tuneを試せるのは4～5年後なんです。
蘇生されたショックは大切に室内保管しておきたいと思います(*'▽')

私みたいに好きな車に長く乗りたい人は、うってつけの製品です。
4～5年で新車に乗り換える方には不要なものですが、
パーツが手に入らない旧車乗りや、珍しい外車に乗っている方、
純正の乗り心地を好みに変えたい方には、超お薦めです。

以前、北海道から自走で秋田まで、アベンシスAZT272Wで
施工来店した方がいたそうで、アベンシス乗りは苦労しているんだなあと
涙涙でございます。
施行中は秋田に宿泊して待機、最低2泊３日、普通は３泊４日で、
フェリーにも乗らないと本州へは行けませんからねえ( ;∀;)

たまに見かけますが、ショックが劣化すると、減衰力がなくなり、
ショックが仕事をしなくなります。
スプリングだけで車体をタイヤと繋いでいる状態になりますので、
下記のようになります。



ここまで酷くなくても、風に弱くなり、浮いた状態で横風を浴びると、
車線逸脱するくらい、車体が持っていかれます。

また、高速道路では前からの強風で、車線変更時にタイヤのグリップが
失われ、大変危険な状態になります。
ステアリングが効かなくなります。

強いブレーキングでフロントがダイブするのも、ショックが劣化している
症状です。

ショックアブソーバーの劣化具合を
外したショックを押し込んで調べる動画がたくさんありますが、
間違っています。

YouTubeは有益情報もありますが、間違っている動画も
たくさんあって、中には整備士免許を持っている方もいますから、
ほんとに知ったかぶりは怖いです。
わたしも最近まで、その知ったかさんだったのですが・・・・(*'ω'*)

500kgほどの重さをかけて、押したり、伸ばしたりして、
ショックの中のピストン（ショックの心棒）の動きを判別しないとわかりません。
そんなことは不可能ですので、
つまり、運転している状態じゃないと判別できないのです。
（これは実行できていました！）

ガス抜け（オイルと混じってしまう所謂ショック抜け）は
キャビテーションというらしいです。
私もショック交換2回目まで、知りませんでした。

実験室でわかりやすく教えてくれる動画がありましたので
ご紹介します。

↓　抜けた状態



↓　再生修理でガスを補充した動画



ショックの外側へオイルが漏れているのは、
もう文句なく破損損傷でして、そのショックはお釈迦です。
修理も現実的ではありません。新品を買ったほうが安いので。

複筒式ショックの5万キロ寿命説は、動画のように
「ガスとオイルが混じってしまうこと」だというのがよくわかりますね。

新車時の乗り心地は5万キロほどで失われます。
これはショックアブソーバーが劣化するからです。
一般的乗用車では5年ほどです。

新車から2回目の車検くらいですね。

5万キロ？　そんなことあるかいな！　と怒る方もいるでしょうが、
純正車両にも採用されているKYBやその他、
ショックアブソーバーのメーカーが言うているので間違いありません。

ショックアブソーバーは、毎日少しずつ劣化していくので、
気がつきにくいだけです。

まずは、後席の人が酔うようになり、次に助手席の人が酔うようになり、
運転席の人も変だな？と感じるころには、
スプリングだけで走っている状態になり、ピョンピョン跳ねます。

4本同時交換だとショックと工賃、アライメントも取り直して10万円～ですね。




ショックの劣化は物理的にいうと、
・ガスがキャビテーションでオイルに混じってしまった状態です。
手で押し込んだくらいでは、判別できません。(´･_･`)