ペンタスターの持病コードＰ０３０４その３

ペンタスターエンジンは、名機だとか、耐久性があると言われていますが、左側のシリンダーヘッドに問題を抱えたエンジンです（稀に右も）。ＪＫのペンタスターになって初期の頃は特に酷く、本国ではヘッドの延長保証をしていました。
　シリンダーヘッドの問題の一つ目は、ロッカーアームの不良で中央が、ずっこけてしまいカムシャフトが傷だらけになってしまう事、もう一つはバルブが焼けて圧縮漏れしてしまう事です。

　私のルビコンは、ヘッドからガシャガシャといった異音は無いので、ロッカーアームではなさそう・・・
　バルブの場合はシリンダーヘッド交換となります。
　カムカバーを外して、状態を見てから部品の手配では、時間が掛かってしまうので、カムシャフト、ロッカーアーム、プッシュロッド、シリンダーヘッドを揃えてから作業する事としました。
　それと、作業の途中で外す必要があるので、ついでにウォーターポンプ、ファンベルト、サーモスタット、各部分のガスケットを準備しました。
　知らなかったのですが、シリンダーヘッドは輸入禁止部品で、もう直ぐ手元に届くというタイミングで本国に返品となってしまいました。
　仕方ないので、国内の部品屋さんで手配しました。何故？ディーラーなどは輸入して部品調達しているのに、同じ物を個人では輸入出来ないのか不思議ですね。