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songuruのブログ一覧

2011年06月19日 イイね!

耐える

○震災についてはインフラ関係の復活に助けられ、通常通りの生活を送れています。ただし、放射線問題はもう深刻過ぎです。木造アパートに住んでいると一日で6~10μSV程度被曝することが分かったので、思い切ってコンクリの建物の3階に引っ越しました。引っ越してネットをつなげて、ようやく荷物の運び込みも一段落しました。

○コンクリは効果絶大です。一日の被曝量が外勤しない時で2μSV、また外勤しても3~4μSV程度です。前の木造の家にいると夜寝るだけ(約半日)で3~4μぐらい被曝していたので大違い。何より安心感が得られます。

○また、実は他県に行っても一日で積算線量計が2μSV程度進むのが分かっています。自然放射線か測定器自身の下限値をカウントしていると思われます。つまりコンクリ建屋内にいれば、少なくとも測定器上で他県と同程度の線量カウントにしかならないわけで、生活する間の無防備な外部被曝をほとんど全部避けることができていると考えられます。

○線量計で測る放射線は自然のものとごちゃ混ぜですが、とりあえず今の私の環境が1日3μとしても365日で約1.1ミリ。例の放射線基準は医療と自然放射線を除いて1ミリですから、まぁ基準に関して言えば何となく大丈夫そうな感じになりました。もちろん初期段階の高線量には曝されているわけで、今年については実質基準越えになるんでしょうね・・・。

○今問題になっているのは、自宅の放射線量が分からない人が多いことです。何となく測るのが恐い人もいるかもしれませんが、一度ショックを受けたとしてもその後対処する道を自分で選択できるわけですから、やはり一度測るべきだと思います。市内でもガイガーカウンターを売る店が出始めました。とにかく木造で1階の人は要注意。先日テレビで郡山市の綺麗な一軒家の1階が1μsv/hの高線量値になっているのを見ました。木造はやはりガンマ線を防げません。

○まぁ外部被曝を防げたとして、本当に恐いのは内部被曝です。放射性物質は地面に完全に落ちているようで、特に窓を開けていようが線量計の増加に変化などありませんから、あとは水や食べ物が要注意でしょうか。

○それにしても一言言いたい。なぜこんな目にあわなければいけないのか。たまたま転勤で福島に来ただけなのに・・・・。あと何年居させられるのか。

○引っ越しついでにテレビと洗濯機も買い換えました。特に液晶テレビ、東芝のレグザ37Z2ですが、とにかく驚異的に薄い。またゲームをやってもゲームダイレクトモードだと遅延を感じないのが凄い。USB録画もW録画できるし、もはや最強テレビ状態です。多少気晴らしになりました。
Posted at 2011/06/19 22:12:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月06日 イイね!

浜岡原発停止要請

○管総理の浜岡原発停止要請のニュースを見てました。国民は何となく「人気取りだな」と見透かしてるんじゃないかと思っておりますが・・・・。

○まぁなんにしろ、浜岡原発の脅威にさらされていた人たちにとっては朗報なんでしょうね。一方で福島が他山の石にされていくのは、何ともやるせない気持ちになります。

○もはや震災より原発しか取り上げられない福島ですが、そもそも原発は日本全国たくさんあります。依然住んでいた新潟でも、柏崎刈羽原発の近くは車でよく通っていました。

○さすがに柏崎刈羽がぶっ飛んだらもう洒落にならんですが、とにかく原発事故ってのは日本でも実際に起きてしまうという事が今回明らかになってます。浜岡原発も、地震予測や立地条件等を踏まえた「リスクヘッジの理屈」だけでいえば止めておくしかないです。以前から色々指摘がありましたからね。

○いくら電力会社が津波も大丈夫だとかわめいたところで、実際何か起きたらどうせまた「想定外」とか言い出すわけですから、今のうちに止めとかないと危なくてしょうがないでしょう。ただし、管総理が記者会見まで開いて言うってのはパフォーマンスでしかないかと。えらそうに官邸で会見なんかやってないで、もっと福島の避難所をまわれって言いたい。

○「エネルギー政策上、原発を何でも辞めろというのは浅はかだ」という物の見方が以前根強いですが、今回の事故に少しでも巻き込まれた側から言わせればそれは危ない。放射性物質拡散のリスクを国の政策で延々と抱え続けるのは根本的に業が深い。何か起これば、一瞬でとんでもない人数の人生を目茶目茶にしてしまう。しかも今回、国も電力会社もなすすべなく事態が悪化していっており、こんなに危機管理能力が欠如した国で原発などを動かしていくのはもうやめた方がいいと思う。

○もう原発は一時的なエネルギー確保手段と考えて、今後はもっと風力とか揚水とかの代替手段を重視する方向に舵を切るという国家的な決断が必要ではないでしょうか。保安院だか安全委員会だかも全然役に立っていない。結局原発を推進してきた学者連中のメンツに振り回された結果、福島県民が被曝させられたわけです。

○GW明けにも一時帰宅が始まるようですが、果たしてどうなることか・・・。原発事故以降、ずっとモヤモヤした気持ちです。

Posted at 2011/05/06 20:52:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月04日 イイね!

線量があまり減らない・・・

○県発表の放射線モニタリング値ですが、飯舘村以外はどうも線量の低下ペースが遅くなっている気がします。福島市の代表値で1.6マイクロ前後ですが、ここ最近ずっとこの値付近で推移しています。郡山市も同様です。

○これはさすがにヨウ素ではなくセシウムの影響では無いかと思うのですが・・・。セシウムの場合、半減期が30年だそうですから、若干微減があるにしてもある程度恒常的に1μ以上の線量が続くことを覚悟しないといけないような気がします。

○また場所によって線量がもっと高いことも多いです。線量計がたまたま使える時に試しに測ったりしていますが、車が通らず土が露出してる場所は特に要注意です。土の地表付近だと4~8マイクロ/時ぐらいはだいたい測定されます。

○昨日自宅の庭で子供を遊ばせている光景を見ましたが、土の上の線量を考えるとあまり良くないと思います。ただ私としては、こういった親の行動を問う前に、行政側で徹底した個人宅レベルの線量測定を実施すべきと考えます。

○特に線量が高めになっている中通りの人たちは、自分がさらされている状況を「知ること」が重要だと思います。木造家屋とコンクリート建屋で被曝する線量に違いがありますし、自宅周辺の放射性物質にも濃淡があります。何となく大丈夫だろうと思っている人が多いかもしれませんが、放射性物質拡散の現実はかなりシビアです。

○高線量の場合、今放射性物質の居所は地面ですから、やはり土壌改良しないと線量が減らないでしょうね。土の行き場は原発敷地ぐらいしかもう無いように思います。

○ところで、昨日夕方に東京に帰省したので、今日は秋葉原でガイガーカウンターを探してみました。とあるお店で扱っていましたが、軒並み4万~6万程度でなかなか手が出せない。しかも中国製の若干怪しげな感じの物が多く・・・。でも売れてるらしいです。やはり個人レベルで線量計を持つというのはちょっと厳しいですね。

○とりあえず東京にいる間は被曝せずにすみます。放射線を浴びないことにより細胞の回復が図れるということなので、8日までは落ち着いて過ごしたいと思います。
Posted at 2011/05/04 17:48:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月30日 イイね!

年間20ミリが波紋

○放射線管理の内閣参与が辞めた件、子供の年間20ミリについて危ないという意見が聞き入れられなかったとのことで、本人からかなり痛烈な批判がありました。

○この判断をしたのは原子力安全委員会とのこと。国はこの機関の指針に従ったと言いますが、安全委員会の検討経緯は全く出てきません。

○そもそもこの安全委員会の判断、何と会議も何もせず、誰が決めたかも分からない状態で今に至っているというのだから驚きです。国民を放射線から何としても守らなければいけない立場のはずなのに、とてつもなくいい加減です。

○しかも国は国でこの判断に従っていると堂々といっているから凄い。誰も責任を持たない判断基準で国民を放射線にさらし続けるのは、あまりに酷いと思うのですが・・・・。このままでは福島が巨大な人体実験場になってしまう。

○これは個人的な推測ですが、民主党だからこうだとかではなく、自民党だろうがなんだろうが今の日本の中央機関による危機管理能力はこの程度なのではないでしょうか。

○私は自民が政権与党だったとしても同じようなことになっていたと思います。そもそも自民に危機管理能力が本当にあれば、細かいブレインストーミングで与党と積極的に調整したりなど、もっと実務的な動きをして国民に役立つ行動を取っているはず。それがこの期に及んでやれ総選挙に追い込むとかまだ寝ぼけたことを言っている。所詮舵取りができないから一歩引いたところで文句をたれているだけで、結局無能な集団です。

○また安全委員会だとかの取り巻き機関も本当に役に立たない。20ミリの決定経緯もそうですが、本当に責任を持った決断の部分になると諮問機関として全然機能していない。一体何のためにこの人たちがいるんだか良く分からない。

○そんな中、反原発団体のフクロウの会が責任追及が鋭い。そもそも対政府交渉までやってるのが凄い。交渉に来た政府の連中が内部被曝すら知らなかったことも暴き出してしまいました。県の文句なんかよりよほど具体的な指摘です。

○ネット時代になり、こういった団体の活動情報も簡単に分かるし、気にしている市民も色々コメントしています。このままでは国に見殺しにされるという危機感が、徐々に福島県民に広がってるかもしれない。一方で市民間の温度差もあるでしょう。避難する人に対して「福島を捨てるのか」的な目線が向けられたりするかもしれません。不幸なことです。現状で危機管理が自己責任になってしまっている。

○フクロウの会の方が政府機関よりよほど詳しいわけですから、もはや危機管理も自立した方がいい時代だったりして。その点郡山市の独自判断による学校の土壌改良は、もう我慢できないという市民の声を何となく反映している気がします。悲しいかな土の行き場の問題が出ちゃいましたけど・・・。
Posted at 2011/04/30 23:31:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月27日 イイね!

中通り地区の不信感がくすぶっている

○飯舘村が計画的避難区域に指定されてから、福島市へ避難してくる人が増えてきた模様。個人的に今の借家を木造からコンクリ建屋に変えようと思って不動産屋に行ったところ、そんな話を聴きました。

○ちょっと待てよと。福島市も線量は高いです。逃げるなら会津方面まで行かないと。それか北の山形県米沢市でしょうか。

○飯舘村に比べれば福島市はまだ線量が低いのかもしれませんが、公園や学校の校庭などはかなり高い値が出ています。今まで飯舘村でかなり高い線量にさらされた人たちは、体の回復もかねてもっと遠くへ行った方がいいように思います。

○国は学校などで子供が浴びていい基準を年間20ミリにしましたが、今まで一般人が浴びる基準としていた1ミリを大幅に上回り、低線量長時間被曝を気にする親からは危険視されています。反原発団体の活動も勢いを増しているようです。

○傍観者のように書いてしまいましたが、私自身も「子供が年間20ミリ」というのは何とも危ないのではないかと思います。もし福島市に住んでいる人たちから過剰発ガンが20年後に見られた場合、今の子供たちの年齢は20~30代の大切な年代になります。取り返しの付かないことになりませんでしょうか。

○間違いなく何かあっても国と東電は逃げるでしょう。今の右往左往振りからして、人口の多い地域の高線量に対しての施策が後回しというか、結果的に見てみぬ振りになっていると思います。

○いま市民たちは、福島~郡山一帯で線量が高いことに気づき始めています。福島市内に遊んではいけない公園があること自体、やはり異常事態です。反原発関係の提言に対してもビビッドな反応が寄せられています。しかし、この人口が多い地域に対して、国からのコメントはあまり出ていません。

○中通り地区の避難が、政府にとって開けてはいけないパンドラの箱になっていやしないかと勘繰ってしまいます。でもこのままにしておいたら、後で過剰発ガンが出た際に、人口からしてもっと重大な社会問題になるかもしれません。考えるだけでも恐ろしいです。

○私もできる限り自衛するよう動いてはいますが、もう取り返しがつかないのではと毎日弱気になってきています。とりあえずコンクリの住居を確保し、長時間被曝を少しでも抑えたいと考えています。やはり仕事がある以上、転勤までは何とかして生活しなくてはなりませんから・・・。

○こんなことになった以上、東電については一生許す気はありませんが、まずは今この状況に置かれている我々がどう動くべきか模索し続けるしかないですね。自衛レベルの話はもとより、中央政府に対しても声を上げていかないと取り返しがつかなくなるかもしれません。
Posted at 2011/04/27 20:48:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   06/19 22:12
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