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1985年式SR500の愛車 [ヤマハ SR500]

整備手帳

作業日:2022年6月16日

1985年式SR500(1JN)  ボアエース レスポンスクランクケース用

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
今回の整備手帳はボアエースさんのレスポンスクランクケース用です。ずっと前からきになっておりました。
我が1985年式のSR500に組付けたいと思います。
レスポンスとはピストンが上下する時に発生する圧力に差をつけてエンジンがい~感じになるそうです。
ボアエースさんのHPを見て説明を読みましたが正直あまり良く理解できませんでしたが、、、とにかく 
い~感じになるみたいです
2
私のSRは純正エアクリーナーを装着してるのでエアクリーナー対応キットを注文しました。

エアクリーナー対応キットの内容は下記となります
①レスポンス本体
②減圧ホース
③Oリング
④イモネジ
⑤ホースクランプ2個
⑥ホース(オイルセパレーターの置換用)
3
しかし購入に当たっては心配な点が有りました。
その心配な点と言うのは、ボアエースさんのHPには正確な表記が無かったのですが恐らくこのエアクリーナー対応と言うのは93年式以降のエアクリーナーの事で私のSRは85年式なので取り付けれないかも知れません

なぜそう思ったかと言うと純正のエアクリーナーは93年から形状が変更になっていて92年までと93年以降では形が全く違っています。このレスポンスは直接エアクリーナーに取り付ける訳でなくエアクリーナーに差し込まれているオイルセパレーターと言う部品に取り付けます。(92年以前はオイルセパレーターではなくジョイントと呼びます)、この直接レスポンスを取り付けるオイルセパレーターの形が全く違うんです。なので85年式のエアクリーナーには取り付けれないのでは?という心配が有りました。

とにかくオイルセパレーター(ジョイント)の形状がまったく違うのが問題です。

購入前にボアエースさんにメールで85年式のエアクリーナーの車体にレスポンスは取り付けられるか問い合わせたところ
『セパレーターの形状がストレートなら取り付け可能です』
と返事を頂きました

早速私のオイルセパレーター?ジョイントを確認してみることにします。
写真で比べてみてください
私のセパレーターは全然ストレートじゃないですね、、、、、、、


4
パーツリストの画像で確認してみます。エアクリーナー対応キットには黒くて太いまっすぐなゴムホースが入っていました。恐らく93年以降のエアクリーナーのオイルセパレーターの取り付け口が真っすぐ下に向いてるので図で表したように比較的簡単に取り付けられるとおもいます。対して92年までのジョイントはエアクリーナーとの接合部が大きな円形をしているのと横向きなので黒いホースでは取り付けることができません、、、、、、

レスポンスの分だけジョイントの下側を切ってなんとかその隙間に取り付けられるんじゃないだろうかと思います、、、たぶん、、、

組付けに心配は有りましたが、現物合わせでなんとかなるかと思ったのと、最悪の場合は3Dプリンターでアタッチメントを設計すればなんとかなるかと思って注文しました。


5
レスポンスは無事に届きまして、取付作業に入る前に届いたレスポンスをどんな構造になってるのかよく観察してみました。

はじめにお断りさせて頂きますが、ここの圧力の流れは勝手に私が想像で書いたものですのでボアエースさんの考えを表したものではありません。ご了承ください

クランクからの圧力の通り道は二つ有るようです。
赤の矢印と青の矢印です

青はブローバイガスの主な通り道でエアクリーナーと流れていると思われます。凄いなと思ったのは赤い矢印で表した減圧ホースへと繋がるメインの穴の周りに溝の様な隙間が減圧ホースへと繋がっているようで凄い加工精度だなと驚きました。

ここの減圧ホースの構造がどのように圧力コントロールへと作用するのかさっぱり分かりませんが凄い精度の加工技術であることだけは分かります。

ボアエースさんのブログを見てるとNC旋盤をお持ちの様でさすがだなと思いました。

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この数ミリもない隙間から減圧ホースへとつながり外気に繋がっています。ここを圧力が行ったり来たりしてうまく圧力をコントロールしてくれるかなとか想像します。それにしても見れば見るほど素晴らしい加工ですね~
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レスポンスの下側です。ここにはOリングが入ります
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早速作業に取り掛かります。ホースハンド二か所を外してジョイントを取り外します。
9
失敗しても良いようにヤフオクでジョイントだけ買いました。
古い車体でも簡単に部品が手に入るSRってやっぱり最高です!
レスポンスの高さがクランクケースから30㎜なのでジョイントを30㎜カットします
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レスポンスの高さの分の30㎜ジョイントをカットしました
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ジョイントの中には柱のような補強がはいっていましたが邪魔なのでニッパーでカットします
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レスポンスに当たって邪魔な部分をカットしました
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レスポンスをはめてみるとなんとすっぽりとハマりました。
なんか行けそうな雰囲気です
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Oリングにシリコングリスを塗ってレスポンスの下側にセットしてクランクケースに差し込みます
15
組みあがりました。またボアエースさんの部品が組付けられてSRも喜んでいるようです。感想についてですが、私は鈍感なので街乗りでは違いを体感できませんでしたが、ツーリングが楽しみです。ツーリング後にまた感想を書かせて頂きたいと思います


追記 
レスポンス取り付け後に450㎞のロングツーリングに行ってきました!
率直な感想は
【良くなってるようきがする】です
他の方の表現で【色々マイルドになる】と書かれている方がいましたがまさにその通りじゃないかなと思います。通常のSRの気持ちの良い回転域は3000~4000回転ですが、4500くらいまで気持ちい回転域が広がったような印象です。全域に渡ってエンジンの振動が抑えられているようでSRの魅力のドコドコ感から来る荒々しさが減ったかわりに凄く乗りやすくなったような感じです。明らかに振動が抑えられているのが分かり450㎞のロングツーリングでも腕は痺れなかったです。ほんと色々マイルドになってますね!

結論としては買って大満足です!
またツーリングに行くのが楽しみになりました

16
2022年7月6日記述
オイル漏れが発生しました

ボアエースのクランクケース用レスポンスを付けてから一度ツーリングに行ってます。丁度親父さんの修理工場に入庫して親父さんから【オイル漏れしてるぞ!】って連絡が有りまして1週間前にレスポンスを取り付けたことを伝えると、それかもしれんなぁ~とのこと旧型にはドライブのオイルシールに押さえが無いからオイルシールが抜ける可能性はあるなぁとのことです。

まだ断定はできませんが、仮にオイルシールが抜けると言うことはエンジンの内圧が上がってると言う事です、圧力調整バルブが旧型ではうまく機能してくれないのかもしませんね、、、、

とりあえずオイルシールが抜けるリスクを背負ってまでレスポンスを取り付ける勇気はないので取り外すことにしました。93年式以降のSRなら大丈夫なのかもしれないですね
はたまた、取り付け方が悪かったのかもしれませんね

とりあえず私のSRではクランクケースようのレスポンスを取り付けるのはやめることにしました。

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