この時期になると温泉に入りたくなる。どこへ行こうか? そうだ!北海道にしよう。神戸空港から1時間50分で新千歳空港に到着。少し昼には早いが、函館朝市の獲れたてが自慢のきくよ食堂で海鮮丼を頂く。久しぶりのウニがうま~い。
電車に乗って白老駅に移動、アイヌ文化の復興・発展の拠点として整備されたウポポイの施設を訪れた。博物館でアイヌの歴史を学んだ後、伝統的な家屋チセを見学。民族衣装を着てみたが、似合っているかな?
この日のお宿はウポポイの隣に出来たばかりの星野リゾート界ポロト。著名な建築家中村拓志設計によるもので、アイヌ集落があったポロト湖畔に佇んでいる。部屋の窓の外は一面に凍った湖、いい眺めだ。
前の記事でなぞかけをした建物はアイヌが狩猟の際に休憩する仮小屋クチャをモチーフにしているが、実はお風呂でした。湖に突き出た露天風呂から雪景色を眺めて心も体もポカポカ。
夕食はどれもこれも絶品、食事に感謝するアイヌ言葉ヒンナを唱えながら頂いた。ニッカが誇るシングルモルト余市を初めて飲んだが、私が好むラフロイグに勝るとも劣らないスモーキーさ、でもお代わりはグッと我慢した。
夕食後は暖炉の前で寛いだ。窓の向こうに見えるライトアップされた湖や建物が美しい。
翌朝、アイヌ料理にちなんだ朝食を頂いた後は、魔除け作りを楽しんだり、凍った湖の上でワカサギ釣りを見学したり、ゆっくりと寛いだ。
今度は夏にも来てみたいと思えるポロトを後にして、登別温泉に向かった。この日のお宿は地獄谷に面した第一滝本館で、北海道にちなんだ漫画が読めるコンセプトルームを選択。滞在中にゴールデンカムイを読み始めたのだが、とても面白くて全巻読みたくなった。
チェックインを済ませて鬼が迎える地獄谷を散策。地面から吹き出る煙と硫黄臭が凄かった。凍結した散策路で転んだのは内緒、、、
夕食前には登別温泉随一の風呂を堪能:1500坪に5つの泉質で何十もの異なる風呂があった。特に地獄谷に面した内風呂の景色は圧巻、露天風呂では雪見酒を楽しんだ(写真はHPより)。
食事はビュッフェスタイルだが、家内は蟹を私は海老の天ぷらをたらふく食べた。翌朝は雪景色を見ながら朝食。ビュッフェは元を取ろうとして食べ過ぎてしまうのが難点だね。
北海道に足を踏み入れたのは、学生時代に七帝戦の試合で北大を訪れて以降50年振りであった。時間的には信州や北陸よりも近いのに驚いたが、観光良し、食事も良し、これから北海道に嵌りそうだ。
Posted at 2025/02/16 04:55:27 | |
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