昨日昼頃、ダムに向かう途中の信号待ちでエンジンフードのスリットから黒い煙が出て来た。唖然としていたところ、ほどなくしてエンジンが自然に停止。すぐにエンジンフードを開けるとエンジンとキャブの間辺りから火が出ていた。あいにく消火器を積んでいなかったので、ひざ掛け毛布で包んで窒息消火を試みた。
火は消えかけたが、気が動転していてキースイッチを切るのを忘れ、燃料ポンプは継続して稼働しており、また火の勢いが増した。その内、消火器を持った複数の方が駆けつけてくれて火を消し止めてくれた。日本は親切な方が多いことを改めて認識。それにしても消火器を積んだ人がこんなに多いとは。セブンなのに消火器を積んでいなかったなんて、旧車乗り失格だね。
保険会社に連絡してレッカーを手配。小一時間してレッカーが到着、自宅に持ち帰った。5年で初めてのレッカーを経験😢。
ABC消火器の粉末(リン酸塩類アンモニアが主成分)は腐食性が高いのですぐに洗浄する必要があるが、損傷の確認や養生も必要あるので、先ずエアブローである程度粉末を飛ばした。
続いてエアフィルターとキャブレターを取り外す。前側キャブレターのスロットルバルブとインテークが濡れており、燃料がオーバーフローしたようだ。
デスビキャップと2本のイグニションケーブルが焼けていた。
この後、インテークと電機品を養生して、エアブローで可能な限り粉末を除去した(水を掛けると酸がイオン化して腐食性が一気に進むと推測したので)。昨日はこれで時間切れ、本日水洗浄に掛かる予定。
このエンジンは発火源となるデスビがキャブの下に位置することがネック。昔は永井電子の同時点火システムに変更してこれを避けることができたようだが、今は入手不可の様。何か良い対策があれば教えてください。
Posted at 2025/02/24 07:03:00 | |
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