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試乗前に，みんカラのたくさんの試乗記を読んでいました。欲しい・買いたいという声から，否定的な意見までいろいろでした。
少なくとも，これを機に盛り上げたいという意図がみえみえの，業界の手放しの称賛とは違う，冷静な意見が集まっていると思います。
僕も感じたままを書いてみました。

ここでは簡単にまとめて言うと，ライトウエイトFRスポーツカー･･･というには，やや大きくやや重い。だから，パワートルク不足を感じざるを得ませんでした。

それでも，ポルシェを意識したというボディやサスのしっかり感は十分に感じられましたし，FRならではのナチュラルなハンドリングはかなりの好印象でした。
よくぞ出してくれた，という気持ちです。

K20Aエンジンに匹敵する力をもったならば，購入意欲は格段に増すでしょう。
ただし過給器に頼るのではなく，NAのまま2.4Lなんかにすればいいなぁと思います。

時代は，ドイツ車に代表される小排気量過給器エンジンなのかもしれません。が，所詮メジャーにはなれないポジションにあるスポーツカーです。
だったら，思いっきり時流を無視して，本当に欲するものを造って欲しい。。。

30年前，これが最後の2ストマシンだという覚悟で技術者が世に送り出した，ヤマハの名バイクRZ250/350のように。