ふと気になる事があって、以前交換してから取っておいたプラグを観察。すると、どうやら新車装着のプラグだったようだ。というのも、この
IFR5N10というプラグは日本では正規販売がなく、いわゆる超長寿命プラグとして売られているレーザーイリジウムなるものだそう。そしてその耐用距離というのが凡そ
16万キロ。
さすがにそれは嘘やろと、そもそも長寿命系プラグに信用が全くない自分としては、プラグは定期交換部品として、適合する品番の中で最も標準的なものを選んだわけだが、どうも点火する先端部分の寿命に関しては本当らしい。
よーく見てみると、8万キロは軽く走ってきた状態で、ガイシ側も外側電極側も目視では摩耗を認識するのは不可能。全体的に小汚くなってきているので、問題なくともそのまま使う気にはなれないが、このまま10万キロ以上使っていても恐らくトラブルは起きてないだろう。
イグニッションコイルがプラグの消耗に負けて壊れるのが嫌だからという理由で、活きの悪いプラグを使い続けるのは、精神衛生上良くないという基本理念に基づいて生きている自分だけど、イマドキのクルマはそもそもプラグ交換に何時間掛かるねん?!といった構造になっていることが多く、そもそも適合するプラグが超長寿命系しか無かったりする。
つまりこの部分に関しては近代においては、きっちりメンテフリーの構図(プラグがヘタらない=周辺機器を傷めない)が出来上がっていたのだろうと。今更ながら思い知る形になった。
ちなみに外したプラグの品番を精査すると、XJではなく後期型のチャージャー付きクーペ(XKR)に新車装着されているもので、いわゆるレイトモデルの部品を対策品に切り替える中で選ばれた部品であることが推測できる。
今のところ10万キロ弱で、リミッターをヒットするパワーを出してもエンジンは元気だから、限りなく最終期のエンジンなのかな?これから、エンジン番号のチェックを兼ねてリフトアップしてもらうので、邪推の行方を見守りたいと思う・・・笑
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Posted at
2023/12/02 15:10:05