タイトルの通り(´ω`)

昨日導入したSHOEIさんのX-14と去年までメインだったRT33を並べてみた
横から見た図

双方共に空力的なアプローチは似たような感じなので形状はとてもよく似ています
X-14が後発だから・・・・とかパクったとか云々では無く、整流効果を考えるとこんな形になっちゃうんですよね、どうしても
ただ、コスト的な面とかで徹底的にやっちゃったのがSHOEIさん・・・・ってトコロでしょうか
特許云々の部分も色々と双方共に引っかかったりする部分もあるんでしょうけど、お互いオトナの対応をしているのは幸い
ベンチレーション関連も’92にSHOEIさんがX-8SP(昔使ってました)でメット内の換気を推し進めてその後、全メーカーで常識になったりとか
(同時期にOGKさんもベンチレーションモデルを出していました https://www.youtube.com/watch?v=grkYQuIQokw )
後頭部の整流なんかもOGKさんが似たような時期に最高速チャレンジで現在の2モデルに通じるチャレンジをしていたり

激しく喧嘩するコト無く切磋琢磨している状況なんですよね
双方共に価格帯が違うってこともありますけど(ヲイ
後頭部の整流に関しては、後ろから見ていただければ双方共に行き着く先は一緒・・・・ってのが分かっていただけるかと

SHOEIさんの方が、後ろに流した風を積極的に使ってメット内の蒸れを引き抜くようにしているんですよね
ココまで露骨に推し進められたのも、やっぱコストの問題なんだろうなぁ
SHOEIさんが高価い高価いとは言われますが、内装に関しては正直、OGKさんのRT33と比べるのは大きな間違い
値段の差=いろいろな差ですからね
被った時の内装の包まれ感は圧倒的にX-14が上
何とも言えない安心感はあります
だからと言って、RT33が悪い(ショボい)メットなのか??と言うと、ソレは大きな間違い
確かに最近のメット(SNELL通っているモノは顕著ですが)は高騰化が進んでいます
それなりのモノはSHOEIさんアライさん共に5~6万円前後
OGKさんのRT33は量販店によっちゃ2万円台
何処で差が着くか・・・・って、やっぱ、内装とかの部分になっちゃいますよね
しかしながら、ソレは悪いコトなのか??
この手の競技規格を通しているメットの高騰化の一部の原因はSNELL認可の関連だったりもするんですよね
SNELLがついてないから危険・・・とまでは言えないのが実情
MFJやユーロ規格ECE 22-0を取得しておりますので、JIS-C種のみの街乗りメットよりは格段にしっかりした作り
さてさて、ここで
何でSNELL通っていないのにMFJは公認出してるの??
ってコトを考える必要があります
もう15年近く前になりますかね?レザースーツのベリックさんが10万円サーキットデビューセットを出したくらいの時期まで遡ります
当時は今以上の不況の真っ只中でした
地区戦に参戦していたり、走行会とかに出てくるような人の中に、転倒して傷だらけになったようなメットやツナギをそのまま(ごまかして補修していたり)使っているような人がいたんですね
他にも10年以上前のモノを使っていたりとか(ーー;;
転倒しちゃって装備がダメになっちゃって買い替え出来ないからそのまま辞めちゃう人・・・・とか
そんな事情でエントリーが減ってしまい、競技に参加する人が減ってしまったり・・・・って状況を見かねたMFJが公認制度を前面に押し出し、それと併せて各装備メーカーさんに協力を要請、装備のコストを少しでも下げられないだろうか?と相談した経緯がありましたよね
http://www.mfj.or.jp/user/contents/motor_sports_info/rule/pdf/2013/fusoku29.pdf
そうして出てきたのが、前述のベリックさんの10万円セットや同時期に出てきたツナギメーカーのエントリーモデル(10万円前後のモノ)だったりするんです
SHOEIさんなんかでも、当時はXR-1100とかアライさんでも下のアストロ??だったかな?を出して、3万円台で何とかなるようにしてくれていたんです
が・・・・時は流れて
現在のような状況になってしまいました
そんな中でOGKさんは頑張ってくれていると思いますよ、本当に
転んでダメージを受けても、ちょっと頑張れは即買い替えが可能
そういった観点から考えると、OGKさんは本当に良い仕事をしてくれています
特に若い子や家族持ちのスポーツ好きには有り難い存在ですよ
ここ何年か、OGKはショボい云々とかと騒いでいる人を見ますが、それならしっかり金を出してSHOEIさんなりアライさんなりを買えばいいだけでしょう?
OGKさんは前述のように”ダメージを受けても即買い替えができる範囲の価格帯”で頑張ってくれているんですもん
ソレを質感が~とか何とかってのを比べるのはナンセンスです
国産で頑張ってくれててこの価格帯ってのは素晴らしいと思いますよ?本当に
金出さない癖に良い物が欲しいなんて都合良すぎですよ、と本音を垂れ流してみる
数年で内装の劣化等々で買い換えなくてはならないモノですから、買い替えやすいってのは本当に嬉しいです
他にもWINSさん(本社金沢)なんかも、生産は海外でやってるけど品質管理はしっかりしていますし公認モデルを選んでおけばまず間違いは無いかと思う次第
OGKさんより安い価格帯で頑張っておられます
私自身、今回はSHOEIさんのこのえげつない(笑)形状に惹かれてのX-14導入になりましたが、次は予算等々を考えて他社にする可能性だってありますからね(^^;;
予算に応じてその範囲で最善のモノを買えばいいんです
但し、2000円とか3000円とかの怪しいメットや中古で5年とか6年経過しているものは絶対に手を出しちゃいけません
自分の命に対してはしっかりコストをかけましょう
安いものしか買えないのに上のクラスのモノを見て僻んで質感が-とか何とか騒ぐのは本当に大嫌い
頑張って貯めて買えばいいだけのコトなんですよ
だから個人的に質感厨(敢えてこう書く)や買う買う詐欺が大嫌いなんです
あぁ、また長くなってしまいました(笑
X-14はSNELLやユーロ規格ECE 22-0を取得しているのでソレナリのお値段になっておりますが、現時点では自分自身に取っては最善の選択だと思っております
実のトコロ、アライさんの形状、アタマに合わないんですよ(^^;;
アタマの形が歪なモノで・・・・・・Orz
OGKさんと比べてコストの分だけ色々と素晴らしいと書きましたが、個人的に嬉しいのがコレ
チンガードの部分についているヒンジ(アライさんにも付いてますが)

コレのお陰でシールドが微妙に隙間が開くんで走行中に曇りが付きにくくなるんですよね(^^)

RT33にはコレが無いのが本当に残念
コレだけが気に入らなかったりします(^^;;
今シーズンはRT33とX-14を交互に使って色々と使い比べてみたいと思います
来シーズン、RT33をもう一個買っちゃうかも知れませんし(^^;;
※今シーズンでRT33は3年目になるんでどうしようかと思案中なのです