フロントパイプ交換・備忘録
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
あまり車をさわれる方ではありませんが、
普段のお礼返しに
作業の流れや注意点について書いてみようかと思います。
多分もっとこうした方が楽だとかあると思いますが、イメージやご参考になればと思います。
2
用意するもの
●ジャッキ、
●カースロープもしくは、馬、
●輪止め
●寝板もしくは、大きなダンボールとかでも良いと思います。
●命綱
◆メガネレンチもしくはスパナ×2本(フランジボルト着脱用)
◆23のスパナ(O2センサー着脱用)
◆ボックスレンチとなるべく長めのエクステンション(触媒側のスプリングボルトがかなり奥まったところにあるのでなるべく長めのものが良いと思います。)
◆呉55-6(と標準でついてくるノズル)
おそらくこのくらいで足りたと思います。
3
まずは車を挙げる必要があるので、それをします。
(今回はカースロープを使いました)
ローダウンしている車の場合(まぁこんな事する人はたいがいしていると思いますが笑)
乗り上げる前にスロープにバンパーが当たってしまう可能性が大なので、
写真のように束ねて縛った厚みのある新聞紙とかをスロープの前に噛ませてあげると、
上りはじめの角度が緩やかになるのでスムーズに乗り挙げられると思います。
リヤ側は、ジャッキポイントをスロープの入る高さまでいったん挙げたところで
タイヤの真下にスロープを滑り込ませ、ジャッキをおろします。
4
前二輪を挙げて作業する事もできなくはないみたいですが、
やはりローダウン車両の場合はアンダーカバーが邪魔をして下に潜り込むのはちょっと難しいと思います。
私のフィットの場合は、物理的に潜る事が不可能でした。
ので、今回は運転席側の前後二輪を上げての作業となります。
5
下手をすると死亡事故に直結してしまう部分なので1番大事なところだと思います。
作業前、最後の安全確認です。
しっかりとサイドブレーキが効いている事を確認して、出来れば地面についている側のタイヤ前後に輪止めをしておきます。
あとは万が一のとき(あってはならない事なのですが)のために、
車の下に命綱を噛ませます。
使っていないタイヤホイール、ブロックなど人によって違うみたいですが、なるべく頑丈なものが良いと思います。
あとは、ジャッキは上げた車の固定には絶対使用しない。
もし油圧が抜けたら…
もし安定を崩したら…と考えるとゾッとします😣
手間でも馬やスロープを使いましょう。
6
いきなり潜って作業していますが気にしないでください(笑
実際は10分強ほどエンジンを止め放置して、排気管などの熱が冷めるのを待って作業に入ってます。
車の下はとても狭く力も入れづらく、
普段絶対しない不自然な姿勢での作業となりますので、身体を痛めたり、頭を打ったりしないよう気をつける必要があります。
あと、いろいろ突起などもあるので長袖長ズボンに基本手袋着用が良いかと思います。
作業ツナギがあればそれがベストです
私のフィットの場合は、まあまあ中間から後ろを頻繁に着脱している方なのでボルトの固着はありませんでしたが、
もし固い場合は55-6をスプレーして放置してから回すと良いと思います。
あとでやるところに先にスプレーしておくと他のところ作業しているうちに55-6が浸透して外す頃合いには回すのラクになってますのでオススメです。
7
今回とりわけ苦戦したのが、
第一触媒側のフランジボルト着脱です。
誰がやってもここが、まあまあしんどい、1番面倒なところだと思います(笑
触媒側のボルト穴はそもそも狭くて奥まったところにありまして、手とか角度的に絶対入らないと思います。(リフトとか使える場合は別ですが)
ここで冒頭に出てきた長いエクステをつけたボックスレンチの登場です。
作業スペースが狭いため斜めった状態で回してしまいネジ山が舐めって詰んだり、
ガチガチに固着しているところを強引に回そうとしてネジがへし折れて詰んだり、
ここで息絶える者も少なくない難所みたいです。
慎重に作業しましょう。
外すのが面倒ならはめるのも結構面倒で、
まずは空中で作業しなくていいようにFパイプのEX側の付属ボルトとガスケットを仮止めしてだいたいの位置決めをしておくと良いと思われます。
ついでに避難させておいたO2センサーもココでつけといていいと思います。特に根拠なし。
(↑あとの方がよいのかな?)
全てのボルトが仮止めの状態になったら、順番に本締めしていきます。
もし排気漏れとかしていたら、またいちいちリフトアップして増し締めするハメになるので、
ときどき排気管を揺すりながらしっかり閉まっているか確認しながら締めて行くと良いと思います。
あとはさっきの逆でクルマを地上に無事降ろせたら
作業は完了となります。
8
最後に、
コレ必要なのか定かではないのですが、
クルマを動かす前に
20分くらいアイドリング学習させておくと良いそうです。
エアクリーナーの取扱説明書にそうやって書いてあったから多分(←根拠コレ)
あとから整備士の人に聞いたのですが、
「ボックスレンチ使って遠くのネジ穴にボルトを入れるときは、ソケットにティッシュを噛ませてボルトはめてやると楽だよ」ということでした。
そうなの?と半信半疑で試してみると
ソケットにボルトの頭がしっかり固定されて全然グラつかない。スゲエ。
先に相談しておくべきでした。笑
一応オチもついたところで(?)
乱文乱筆でしたが
ご精読ありがとうございましたm(_ _)m
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