SOFT99 ディグロス 鬼黒 タイヤワックス  

納車されてから3年。
タイヤもひび割れとかはほとんどないものの、老化防止剤の影響が結構出てきました。
やはりおしゃれは足元から。タイヤワックスで黒艶させていたいんですが、愛用のシュアラスターさんの高耐久を謳うタイヤ+Rでも1ヵ月程で老化防止剤が染み出してきます。

まぁ染み出してきたら再度塗ればいいんですが、もっと高耐久なものはないのか情報収集しておりました。
それが今回の鬼黒タイヤワックスになります。
「超耐久」を謳い、且つ、神アイテムだったピタスポ2個付きという大盤振る舞い！

Youtubeではcacacaのしのぴーさんはじめ、様々な方がレビューされています。

・ピタスポが塗りやすすぎる！
・液剤の伸びはあまりよくない
・ホイールについた際、拭き取りが若干面倒

共通する内容はこんな所。
色艶に関してはまぁあまりギラギラせずマットな感じ。
私も実際施工してみましたが、Youtuberの方々とほぼ同意見です。

あくまでタイヤワックスの中でも高価な部類のタイヤ+Rとの比較をしていきます。
鬼黒タイヤワックスはスポンジに3本線を引く様に液剤を出して塗っていくので、タイヤ+Rも同様に施工します。

3年経ったタイヤで試しています。
なので新品の時より老化防止剤が耐久度に影響しているかと思われます。

■塗りやすさ(サイドウォール部)
鬼黒：伸びはそれほどよくない。1回で半周くらいの塗布感。
タイヤ+R：伸びはよい。1回で全周網羅可能。

■塗りやすさ(ショルダー部)
鬼黒：溝の間をこする様に液剤を何度もつけないと赤茶けを黒くする事はできない。
タイヤ+R：多少の力は必要ではあるが、液剤が溝に入っていき鬼黒ほど液剤が必要ではない。

■耐久度
鬼黒：3週間程
タイヤ+R：1ヵ月程

■内容量
鬼黒：200ml
タイヤ+R：100ml

■付属品
鬼黒：ピタスポ2個
タイヤ+R：専用スポンジ1個

■金額(2023年7月現在)
鬼黒：2,000円前後
タイヤ+R：2,500円前後

■その他
タイヤ+Rは未塗装樹脂にも使用可能。


以上、タイヤ+Rを使った事がない方にはあまり意味ない使用感だと思います。
内容量に関しては鬼黒は倍ありますが、伸びがよくないのでタイヤ+Rの2～3倍は使います。

又、ピタスポは塗りやすく素晴らしいスポンジですが、賄えない部分があります。
それはタイヤとリムの窪み部分。1番目の画像の様にスポンジ的には賄えているんですが2番目の画像の様に実際には塗れてませんでした。

同じ様にタイヤ+Rで施工した様子が3番目。
赤茶けは4番目の画像の様に鬼黒の時よりはマシですが残ってしまっています。
日の当たり具合もあるので、同じ位置、同じ時間帯で撮影をしています。

まぁ私の履いてるホイールとタイヤが少し特殊なせいもあると思います。
7.5Jに日本車ではあまりない205/40R18というサイズを装着しています。引っ張りもしていないのでこの様な窪みが出来ているんだと思います。
あくまで私の環境ではピタスポは使えない、となってしまいました。

ピタスポは除外してあくまでタイヤワックスという点だけ見ると、価格は2割程高いですが黒艶、塗りやすさ、耐久を考慮してタイヤ+Rに軍配が上がりました。
鬼黒も悪くない商品だと思いますが、超耐久の期待が大きすぎたので星3つ、ですね。