ジャガー XJ8 X350 エンジン スパークプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
少しアイドリングの調子も良くないのと、先日インジェクターやイグニッションコイルを交換して、この辺の仕組みが分かったのでついでにプラグを交換しようと思います。
交換するプラグはNGKのRXです!
もちろん8発すべて交換です。
たぶんパーツ代が10000円くらいでした。
2
ここまでバラして、イグニッションコイルが見えたら、あとはイグニッションコイルのコネクターを抜いてから交換です。
3
イグニッションコイルを外した後の中の様子です。奥に見えてるのがプラグです!これを外しますが、プラグ交換には専用のプラグソケットが必要です。
4
今回のために無敵のKTCのプラグソケットのセットを買いました!ま、今後とも他の車でも役に立つので良いです。
このセットは個人の車屋さんが知り合いの車屋さんと共同で使うために1つ買うようなセットで、素人個人の私が買うようなものではありませんが、デジラチェも付いていて便利なので思い切って買いました。
5
上側が交換したプラグです。いい感じに汚れて消耗していました!
比較的運転席側は簡単に交換できますが、助手席側が大難航します。コネクターなどがたくさんあり、抜くのも怖いのでそのまま作業するわけです。そうするとそれが邪魔でイグニッションコイルが抜けませんし、スパークプラグを外す工具も使いづらいです。
ちなみに7.8番は1番奥側で大変です。基本的にプラグソケットーエクステンションーラチェットという順で繋げて使うのですが、7.8はそれを繋げたまま、その場所に差し込むのが無理ですので、全て外してから順番につなぎ合わせていきます。プラグソケットをプラグの穴に落とし込みます。次にエクステンションをそのままソケットに差し込みます。最後にエクステンションとラチェットをその場所で繋ぎます。こうしないとそこでラチェットが使えません。
外れた後もまずはラチェットを外し、エクステンションを持って途中まで抜きます。先にプラグがくっついてるので、エクステンションがついた状態では抜くことができません。ですのでプラグのソケットが掴めるくらいまでエクステンションを持って引き出します。プラグソケットが持てるくらい出てきたら、ここでプラグソケットからエクステンションを抜きます。エクステンションが取れたらプラグソケットを持ってプラグと一緒に取り出します。
プラグソケットからエクステンションを抜くのが大変です。ウォブルタイプのほうがグラグラしてるので抜けやすいです。
プラグは25Nで締め付けましたが、これは正しいかどうかわかりません。ネットの情報を見ながら算出したものです。
6
今回無事にプラグ交換はできたのですが、イグニッションコイルを戻すときに、イグニッションコイルを止めてるボルトあり、そのボルトが斜めに入った状態で無理矢理回してしまいましたので、シリンダーヘッド側のねじ山を潰して大惨事になりました。2.4番の2箇所で4番はなんとかネジを軽くしか締めておらず、ねじ山を立て直したら無事に入りました。2番は無理矢理閉めてしまい、途中でヘッド側のねじ山が空回りし始めました。どうもこのねじ山は筒みたいになっており、ヘッドに接着されていて、力をかけすぎたので、その接着が外れたみたいです。ねじ山が潰れた上に空回りです。知り合いの車屋さんはヘッド交換かもしれないと言ってましたが、ジャガーディーラーはさすがです。この状態を復活させてくれました。
この空回りの状態でも、うまくヘッド側の筒のねじ山に圧をかけながら、ヘッドの壁に当てて、なんとか筒の動きを止めながら外したそうです。恐ろしい技術ですね。ぐるぐる回ってたねじ山側はアロンアルファで接着してくれたみたいで、あとはねじ山を立て直してくれたみたいです。ここのねじ山の部品は真鍮でしたので、何とか再利用できました。工賃が14300円と少し高かったのですが、これはディーラーの整備士さんの技術と根気に感動しましたので、仕方ありません。そもそもシリンダーヘッド交換だと10万弱になりますので笑
ちなみにこの画像は壊れた後で応急処置の状態です。ボルトの頭とイグニッションコイルの間に隙間が空いてたので、結束バンドでそこを埋めました。あとはコイルの頭にクッションをつけて、シリンダーヘッドカバーを付けた時に押さえつけるようにしました。
今後こーゆーところのボルトはまず手締めで感触を確認しながら締めようと、改めて再認識しました。必ず手締めで。
無事に治ったと思ってディーラーから帰っておりましたが、帰る途中にどうやら今度はスロットルポジションセンサーの故障が入って、またまたフューエルセーフモードです。
コードはP0121です。
スロットルボディーのところのセンサーですので、後日外して確認しようと思います。エンジンが高温になった時にチェックランプがつきます。ですので、30〜60分走らないとでません。
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