
名車VTRに飽きたんじゃないかなと感じた方に贈るライテク向上、第二弾。
定常円ではバンク角を深くして、ライディングフォームをチェックします。
ふつうライダーは自然と安全の方向に防御するためバンクが浅くなります。
バンク角は
耳かきと同じで、どこまでが安全どこからが危険のボーダーラインを探る戦いです。
多少のリスクはありますが、大きな耳垢が取れた時の
悦びは何にも代えがたい!
家族に見せたい!
見せたところでどん引き...
バンク角も同じです。
スピードは30kmぐらいで低速練習の範疇なので大きなけがはないと思いますが、毎回言ってますが絶対にコケないようにしてください。
自分は直径10メートルぐらいに目印を置いて、それより走行半径が小さくならないように走ります。
確認ポイントをいくつか挙げますと
①目線は先を見る
②アクセル一定
③速度調整はリアブレーキ
④セルフステア
⑤安定したライディングフォーム
⑥タンクを外足から押さえる動き
⑦リラックスして練習
ハンドルにがちがちにしがみついたり腕を突っ張ったりと、ライダーは怖さが出ると体が硬直する習性があります。
そんな”あっぷあっぷ”の状態では、体で感じるべき”情報”が遮断されて上達を妨げます。
気を付けてトライしようと思ってたことも頭から吹っ飛んでしまいます。
体で感じるべき情報とは、左ターン右ターンのフォームの違いや、セルフステアの感覚など。
安定したアクセルワークとリアブレーキで安定した旋回ができることが先決です。
慣れないうちはバンク中にアクセルオフをやってしまい、ハンドルが内側へ切れ込み”おっとっと”となります。フロントブレーキを掛けても内側に切れ込み危険。
”おっとっと”となる理由は、バンクさせる事で遠心力と釣り合っていたバランスが、スピードが落ちることで遠心力が減り内側に倒れる力が勝ってしまうため。
またギャップのある路面ではびびりにつながります。モトジムカーナではコース上の小石などをブロアで吹き飛ばしています。
自分は走行前に路面の状態を目で見て小石などをチェックし、走行開始段階ではゆっくり走行から始めるようなルーティーンをしてます。
怖いと思ったらはムリしたらダメです。根性でやっても危険が増えるだけ。
全体が安定するようになれば、自然とバンク角も深くできてきます。
あとの問題は目が回る事です。こればっかりは慣れるのかどうかはわかりません。
宇宙飛行士は特別な装置でぐるぐる回されているのをテレビで見たことがあります。
エクストリームをやる人はくるくると、よく続けてできますね。

こんなエグイ技を練習している人が居ました。
Posted at 2020/12/14 15:07:27 | |
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ジムカーナ | 日記