納車から２年経ちました（その２）

（昨日のブログの続き）

今日『９月９日』は、ウチの青いヤツが納車された日。
ちょうど２年前、すなわち２００６年９月９日（土）に
ヤツは我が家にやってきた。

納車されたこの日は早速ヤツとの初クルージングだ。
明日は日曜だし、ゆっくり付き合える。

陽が沈み、めっきり秋らしくなった。

さあ出発だ。
シフトレバーをＤレンジに入れて、サイドブレーキをおろす。
ゆっくりとアクセルを踏み込む…。
クォーンという音とともにスルスルと動き出す…。
思わず鳥肌が立った。


環七・環八・第三京浜を軽く流し、大好きな横浜に立ち寄ってから、
穏やかな海を横目に湘南を駆け抜けて、気がつくと結局、箱根まで
行ってしまった。


途中では、
まだ慣らし段階なのでエンジン回転数は３０００ｒｐｍ以下を守りつつ…。
でも思わずレッドゾーンまでぶち込みたい衝動にかられる。
いかん、いかん、まだ慣らし中だ……。
ヤツの猛り狂う咆哮を聴くのは当分お預けだ。

しかし３０００ｒｐｍ以下でも十分心地よいエンジンサウンドが
鼓膜に響いてくる。
クラプトンやクルセイダースのＣＤを持ってきたが全く要らない。
邪魔なだけだ。



交差点を曲がる。
平衡姿勢を保ったまま、ステアリングを切った分だけ忠実に方向を変える。
ロールは極めて少ない。

高速で斜線変更する。
ステアリングをわずかに切る。
ロールは極めて少ない。

まるでオン・ザ・レール・フィールだ。
再び鳥肌が立った。


この車はドライバーの指示に極めて忠実だ。
非常に心地よい。
しかし、逆の意味でドライバーの運転技術レベルが
露呈してしまう面も併せ持つ。
そういう意味では怖い。

でもドライバーが操縦をしくじっても、多分この車は、
そっとカバーしてくれるだろう。何事も無かったように。
この日はそういうクリティカルな場面に出くわさなかったので
どういうリカバリーをしてくれるのか判らなかったが…。



途中で、とあるパーキングに入る。他の車はまばらだ。
パーキングの端にヤツをそっと滑り込ませる。
街灯に照らされたルマンブルーのボディが鮮やかに浮き上がる。
まるで特別なオーラを放つように…。

惚れ惚れするヤツの姿を眺めながら缶コーヒー片手にタバコを燻らせる。

うむ………、至福の時間だ。



ふと、ヤツの契約をする前から練りに練ったモディ計画が頭をよぎる………。

でも、そんなのヤツには必要ないか…。
よぎったものをかき消して、再びヤツに乗り込む。



パーキングから一般道に出ようして、ウィンカーを出す。






………。











雨も降ってないのにワイパーが動いた（滝汗）











ウィンカーはステアリング左側だったよね（自爆）




こうしてヤツとの生活の第一日目が終わった。



Ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ！