2022年08月20日
エアコン低圧側配管を断熱してなぜ冷房能力が上がるのか
効果を実感しつつも不思議に思っていたが
考えるに未施工の状態ではエンジンルーム内の熱に加えて
エキマニからの輻射熱がエアコン低圧側配管を直撃し想定以上に高熱になる事で
戻り側の冷媒ガスが無用に熱せられて
コンプレッサーで圧縮されコンデンサーを通過しても十分に冷えきらず
エバポレーター内で霧状に噴出されると気化熱を奪うより自分の熱で気化してしまい
特に冷房最強状態での冷房能力が不足する事になっていたのではないか
エンジンルームやエキマニから冷媒が受けた熱はまずコンデンサーから放出されるが
コンデンサーから出た熱はラジエーターを熱しまたエンジンルームに吹き出される
全く無駄な熱のループ
これを断ち切ればコンプレッサーの稼働時間は短くなりラジエーターの熱負荷も減る
燃費向上とともにオーバーヒートのリスクも減らせていいことずくめ
冷却水のヒーターユニットバイパス経路増設より簡単で低リスクな加工なので
冷房能力強化の第一歩として大いに推奨したい
なお冷房力強化というより冷房効率アップのために他にも最近取り入れた対策がある
一つは後ろの窓から射した日光で内装が炙られるのを防ぐための反射シート設置
うちの車では黒いロールバーが特に熱せられていたが抑えられるようになった
また以前は身体に直に冷房の冷風を当てるのが体調に悪そうで控えていたが
今年初めて聞いた情報に基づき手のひらと頬には適切に冷風を当てるようにした
当該部位の血管の巡りの関係で他部位を冷やすより体温が下がりやすいとのこと
これにより内気温が下がり切っていなくても身体からの発汗が抑えられ
より効率的に快適を得られるようになった
素のロードスターを漫然と乗るには夏の暑さは年々厳しくなっているが
ユーザー側の工夫で快適のための知見を年々歳々積み重ねて
いつまでもロードスターと共に愉しい時を過ごしていきたい
Posted at 2022/08/20 21:38:18 | |
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