2020年12月30日
シフトノブを交換したり取り付け長を換えたりして感じたシフトフィールにまつわる条件を
この際整理してみる
シフトノブが重いとシフトが入りやすくなるのは動かしはじめの重さに応じた力で操作するため
結果として強い力でシフトレバーを操作する事になる上に
ノブの重さに応じた慣性力も加わってギアが「入ってしまう」状態になるのだろう
これはシンクロに負担をかける事にもなるので全面的に歓迎できる事ではない
また取り付け長(突き出し長)を長くすると同じシフトノブでもギヤを抜きにくく入れやすくなる
これはレバーの動作中心から重量物までの距離が伸びる事で慣性力が強まるためだろう
これもあまり長いとシフトに必要な力が増えすぎてフィールには必ずしも良くない
以上から考えられるシフトフィール向上の定石はまずは重くてショートなシフトノブに換える事
抜くときの力はほどほどで入る時の慣性力も確保される
しかしもっとトリッキーな改善の方法もあり得る
例えばシフトノブは軽いもののままシフトレバーにウェイトを取り付ける方法
この方法なら突き出し長も重さも自由に設定できる上にシフトノブを換えずに済む
ノブを重いものに換えるのと比べてウェイトの位置がレバー動作中心に近いので
実重量に対して慣性力が増えにくいのがデメリットとも言えなくもないが
防振ゴムが介在している純正シフトレバーなら実用上の問題は皆無と考えても良いだろう
Posted at 2020/12/30 17:02:46 | |
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