インテグラルABS　を取り外してみよう

悪名高き？（笑）
R1150系のインテグラルABSシステム
故障するとウン十万円の修理費がかかるそうです
パニックブレーキでも指一本で上級者並みに扱えるところは評価できますが、いかにも電気食ってますーみたいな始動時の儀式や
停車時のABS作動音はどうも馴染めませんし、
低速時のかっくんブレーキ、前後連動なんてのも必要ないし…
ってことで
装置自体を撤去しますｗｗｗ

まずは本体からのブレーキフルードを抜きます。
本体以外もマスターシリンダーのフルードは抜いておきます
当然ブレーキラインも一部外しますから抜けるところは抜いておきましょう♪
フルードも汚いですね…
ここからマスターシリンダーを作動させてます
マスターシリンダーからの油圧はこのABSシステムを作動させるためのスイッチの役目だけですのでマスターシリンダー側はこちらほど
劣化しないみたいです。

汚れからすると交換時期過ぎてますのでちょうどよかったです（笑）

本体から出ているブレーキラインを外します
パイプ接続ですからロックを外せばあとは引っ張って抜くだけです

電装コネクターは
ロックを引っ張って解除してから外します

摘出！

かなり重たいです６Kｇほどあるそうです
下側に作動用のモーターあり

さて、
ブレーキラインの再構築です

基本的にはABS未装着のいわゆる普通のブレーキラインを作ればいいわけです

マスターシリンダ→ABSシステム→フロントキャリパー
となっているところを
マスターシリンダー→フロントキャリパー

にすればいいってことですね

新しくブレーキラインを構築するのであれば
お好みのフィッティングで作るのが楽しそうですね
分岐をどこでするのかがちょっと悩みどころですが…

ノーマルのラインを使うのであれば
フロントはこの真鍮製のブレーキラインスプリッターを使うか
ノンABS仕様の純正スプリッターを使用して
ABS装置をバイパスするだけでOKです

リアはR1150Rの場合キャリパーからの
ブレーキラインを直接マスターシリンダーにつなぐだけで
いけます…が…
ゴムのホースをねじって取り付けるため
あまりお勧めできない方法です
古い車両ですので
新しくした方がよさそうです。

僕も、前後新しくメッシュホースに交換しました。

これでABS撤去は終わりましたが、
これだけでうまくいかないところが
このインテグラルABSシステムです（笑）
撤去するとブレーキランプが作動しないのです…

続いて
電装系編です（笑）