ベルト・プーリー交換

半年程前から気になっていたプーリー周りからの異音。文字にすると「ジー」という感じ。以前、パワステとA/Cコンプレッサーのドライブベルトのプーリーとテンショナーを交換しているので、残りのプーリーやベルトを交換することにしました。
S65はある時期からパワステポンプが半時計回りの部品に変更されているとのことで車両を確認してから部品発注。基本これらは純正パーツしかない模様。ベルトのみ純正部品のメーカーであるコンチネンタルのOEM品。今回もアメリカのECSTuningで通販です。

テンショナーが油まみれ？またテンショナーからオイル漏れかと思い、とりあえずこれも発注。

手順
1.エアクリボックス外して、ラジエターファン外す。
2. 外側のベルト(エアコン+パワステ)を外す。テンショナープーリーにソケットかけてスピンナーハンドルで下に押しながらベルト外す。
3. デフレクションプーリー(テンショナーがないやつ)とクーラントのラインが近く、このプーリー外さないとベルトが抜けない。
4. テンショナープーリーとテンショナーを外す。
5. 同様にオルタネーターのドライブベルトを外す。
6. ウォーターポンプについているプーリーを外さないと下にあるテンショナープーリーのボルトにアクセス出来ない。ので外す。ベルト交換のみならそのままでok。
7. オルタ側テンショナープーリーをテンショナーごと外す。

ここから逆順で組んでいく。
デフレクションプーリーのみ15Nの後、角度締め70度(パワステポンプ反時計回りの場合)、アングルゲージが正面から見えないのでほぼほぼで締めました。


オルタ駆動ベルトのテンショナーもゴムブーツが付いている方が上。付いていた通りに組んだら逆さまになってしまった。外した部品は2015の刻印なので一度交換履歴があるようです。ディーラー整備の筈なんですが。。。

タペットカバーからエンジンオイル漏れあり。これも交換記録あるのですが、きっとスバル同様、定番なんでしょう。

外したプーリー達を手で回してみても特に問題無さそう。漏れが疑われたテンショナーも洗浄したら綺麗に。刻印も2018だからまだ大丈夫だった訳である。購入した部品は次の交換サイクル用に保管

異音の原因はどうやらパワステポンプのようです。手で回すとカタカタ音がします。上からは見えませんでしたがフルード漏れでベタベタ。

撮っておいた写真を見ながらベルトを元通りに。最後はまたテンショナーを押し下げつつ掛けて行きます。
ちゃんと図面をみてやるべきでした。外したヤツを横に並べてやった結果、テンショナーが逆さまに付いている。。機能的には問題無いみたいだが、ブーツが下だと中のオイルが漏れ易いと思われる。来るべきオルタネーターの交換時に修正予定。

これでプーリーとベルトは一通り全交換終了。アイドリング時の音が静かになりました。「ジー」音はありますがね。。

片付け含めて3時間くらい。
意外にテンショナー押し下げが重いのでスピンナーハンドル用意のこと。

もうここまで来たら、ということでパワステポンプとオルタネーターを発注。OEM部品で。