2020年11月05日
bluetoothインターネット共有をwifiテザリング
中華androidナビを車に積むときに車載wifiが欲しくなるけど、車載ルータにsimを契約すると、月々500円でも年間6000円。じわじわとandroid ナビの安さを台無しにしてしまいます。
バッテリ無しのルータはACC電源入ってから使えるまで1分くらい掛かるのもイマイチです。
手持ちのスマホでテザリングすればwifiアクセスポイントが作れるので、それだけなら今更ブログに書くほどではないんですが、テザリング開始、終了のワンアクションが乗降のたびに面倒。wifiテザリングをオンにしたままだとバッテリ消費が大きくなるのも良くありません。
そこで注目したのはBluetoothインターネット共有。Bluetooth使ったテザリングです。
機種変更で要らなくなったSIMフリースマホをsimを入れずに動作させて、スマホの中でBluetoothインターネット共有をwifiテザリングに変換して、wifiでインターネット共有してる状態にします。
最初、arudinoとかで自作する人がいるかなと思って探したんですが、遊休スマホだけで作れることが分かったので紹介します。
電池なしのWifiルータと比較して、起動時間が掛からないので数秒でWifiが動くのが特徴。むしろbluetoothの接続のが時間掛かるかも。
●試した構成
A:AQUOSsense3(SIMあり)
B:zenfone2laser(SIM無し)(BはOSバージョンが最新過ぎるとテザリングのオンオフ制御がアプリから出来ない可能性あり。android5.0-6.0など適度に古いのがミソ。この機種は簡単に電池交換出来るのもイイ)
A が普段使ってるスマホ。
・Bluetoothインターネット共有を常時有効にしておきます。
・BとBluetoothペアリングして、Bluetoothの設定でBに対するインターネット共有をオンにしておく。
・上手く動くようになったら、スマホ持って車に乗るだけ、降りるだけ
Bは車に積んで、
・「充電中はスリープモードにしない」に設定。
・スリープに入る時間設定を短くする。1分とか
・画面は使わないので最暗にしておく
・電池を食うアプリはアンインストール。
・シガーソケットや車のUSBソケットから充電を挿しっぱなしで繋いでおく。ACCオンでスリープ復帰、ACCオフでスリープすることを確認。
・充電中はテザリングをオンにするアプリを入れて動作させておく
・AにBluetoothで接続して、Aのインターネット共有を利用
⇒充電するとスリープ復帰してWifiテザリングがオンになる。
⇒充電オフでWifiテザリングがオフになる。程なくスリープになる
⇒AとはBluetoothで繋がっているがバッテリには影響小
以上、まず自宅で試してから車に積みました。
自宅Wifiまたは4G-A-Bluetoothテザリング-B-Wifiテザリング-別のスマホCでネットに繋がることを確認します。
●悪しからず
・Bluetooth自体が通信のボトルネックになります。BからのWifiテザリングは最大でも1Mbpsくらいしか出ないはずです。あくまでナビが動く程度の通信量に対応。動画再生とかは厳しいです。
・車の使用頻度、乗車時間が十分無いと充電時間が足りずにBのバッテリが上がります。
・リチウム電池は高温が不得意。Bを車に積む際はダッシュボードの下とか車内の下部で日が当たらない場所がいいでしょう。
・androidの機種によって、Bluetoothの再接続(車に近づいただけで勝手に繋がってインターネット共有できるか?)は挙動が違って繋がらない可能性があるかもしれません。Bluetoothの再接続を促すアプリもあるので、試してみると良いでしょう。
・iphoneでは試してないので、同じこと出来るかわかりません。質問頂いても回答できません。
・理解して自力で設定、自己責任で実施できる人だけ試してみてください。
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Posted at
2020/11/05 13:48:11
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