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台風は低気圧に変わって夜のうちに抜けたようで晴れていますが、かなりの強風。午前中は強風注意ということなので、一旦内陸部を南下することにします。幌延まで南下してみましたが風が強いのは相変わらず。一度稚内まで戻って午後出直すことにします。

稚内に戻ってうに丼です。

午後は稚内の市街地を出て東へ、空港の傍を通るD121で沼川、そこからD138で猿払。そこからR238。道道は牧草地の中を走っていて景色もいいのですが、路面の状態がかなり悪い。デコボコです。酷道とは言いませんがポルシェで来たのに気持ちよく飛ばすことができません。

道道はガマンのドライブで海沿いのR238に出てからは取り締まりに警戒。そうは言ってもほとんどの所が速度制限表示なしの60km、常識的に走っていれば捕まるようなことはないでしょう。注意したいのは集落などで制限速度が低くなるところですね。

そうこうする間に目的地「エサヌカ線」です。

片側1車線のガードレールもない普通の道なのですが、この平坦な直線道路が地平線の向こうまで延々8km以上続いているとなれば「普通の道」ではなくなります。

しかも周囲も平坦な農地。こんな風景は他にはないですね。

行って戻って、もう一度行って浜頓別。横風が強いのが残念。バイクの人は大変そうです。

エサヌカ線は猿払側、浜頓別側、どちらから入ってもクランク状に曲がって直線区間に入ります。そのクランク状に曲がる手前もそこそこな距離、直線になっているので勘違いして速度を上げ過ぎないよう注意が必要です。特に浜頓別側は道路が大きく波打っているようなところがあります。「凹凸アリ」の注意標識などもありません。クルマの底擦った跡が多数ある所もありました。場所によっては徐行が必要なくらいです。

浜頓別からD84で内陸へ。このD84は舗装は悪くないものの、幹線道路に近い位置付けらしく大型車が結構走っています。そして直線の追い越しどころが少ない。大型連なって走られるともうついて行くだけです。

内陸を経て最終的に宗谷岬。まあここまで来たら一度は来ておかないと。

その後宗谷丘陵へ向かってD889。風景は素晴らしいけどここもかなりの強風。明日風が落ち着いてからもう一回来たいけど、時間あるかな。

夜は市内のホテル。居酒屋で生マグロの刺身。シメはウニ巻き。これでもう思い残すことはない(？)。