「注)今後も工事通行止めなどの規制が予定されているようです。行く場合は「新潟県通行規制情報」など最新の情報をチェックして下さい。」
昨年2回行った奥只見。
R352の小出〜銀山平〜奥只見湖〜尾瀬〜桧枝岐村の区間は例年6月下旬から11月アタマくらいまでしか通行できず、それ以外は冬季閉鎖となります。今年も狙っていたのですが、小出〜銀山平が冬季閉鎖のまま。平行するシルバーライン(これはもともと奥只見ダム工事のため掘られた長〜いトンネルなので雪の影響を受けません。ただし厳冬期はダム関係の車両のみの通行)は通行できるので、今年はシルバーライン経由で行くしかないかなと思っていました。実際ドライブするほとんどの人がR352が通行できても銀山平へはシルバーラインを利用します。理由はR352がほとんど1車線、すれ違い用の待避所はあるけど快走路とは言い難い道だからです。それでも崖っぷちの道路から谷を隔てて聳える越後駒ヶ岳など独特の景観は一度知ってしまうと年1回は通いたくなります。奥只見、尾瀬も併せて秋の紅葉の名所でもあります。
シルバーライン経由でもいいから、そろそろ行こうと思っていたところみんトモのJUN(89Carrera)さんから「R352小出〜銀山平間オープン」という情報が!
仕事が空く平日、数日前から天気の良さそうな日を考えて予定を立てました。山岳地帯なので天候が激しく荒れることもありますし、雨量も多く連続雨量での通行止めも考えられます。日帰り可能な場所ですが、秘境と言うだけあって奥只見湖周辺はほとんどのエリアで携帯も通じません。何かあったらと考えると天気などのリスクをできるだけ避けるに越したことはありません。
早朝東京を出発して関越自動車道を小出ICに向かいます。谷川岳PAは13℃、山へ向かっていると実感します。
小出IC近くのセルフのGSで満タンにしたら、いよいよR352を登って行きます。
自分は只見川エリアに行く時はだいたい小出からスタート、帰りに東北道を使います。理由は関越から外環美女木、板橋周辺を抜けて帰る首都高がその時間帯に渋滞も多く走ってて全く楽しくないというのもありますが、もっとも大きな理由は奥只見エリアのトラフィックの流れにあります。朝の時間帯は地元の仕事の人(工事など)にしても観光客にしても小出から銀山平やその先の奥只見を抜けて尾瀬方面へ登って行くトラフィックがほとんどだからです。R352自体トラフィックの多い道ではありませんが、区間のほとんどで1車線しかないところですから対向車とのすれ違いを減らしたい。尾瀬の御池(東京から見ると尾瀬の裏口になる)から桧枝岐村の間も時間帯によるトラフィックの流れがありますが、この区間はほとんどが2車線となっているのですれ違いもそれほど苦ではないのと、小出から走って尾瀬エリアに着く頃には桧枝岐方面から尾瀬御池に上がるトラフィックは少なくなっているからです。(尾瀬は山なのでお昼近くになってから登ってくる人は少ない)
先日オープンしたばかりの小出〜銀山平間、小出からは枝折峠を越えて行きますが、道もきれいになっていて走りにくいということは全くありませんでした。対向車もゼロ?って思っていたら枝折峠手前最後のカーブで1台。
枝折峠は越後駒ヶ岳方面への登山口となっていて、30台近く停められそうな駐車場もほぼ満車。自分も登山やるから複雑なんですけど、登山はどうしても長時間駐車になります。一方で枝折峠は日の出や滝雲見物など観光名所でもあります。多くの人が便利に利用できるとようになるといいと思います。
荒沢岳を臨みます。写真中央の高いところが山頂。山頂の左下の尾根から登るのですが、この尾根の稜線に上がるところ(尾根の手前の三角の尖った山)がハシゴと鎖場の連続する難所となっています。一度登っていますが、もう一度と言われたらムリです。
枝折峠から銀山平へ下りますが、下り始めると間もなく片側1車線、少し長めの直線の後ヘアピン、また直線という攻めたくなるところがあります。ところがヘアピン抜けて立ち上がったところに大きなうねりがあります。気持ちよく加速しようとすると底擦ります。
銀山平を抜けるとまた道が狭くなります。今まで片側1車線、路肩までしっかりあったのにいきなり余裕のない1車線、何度来ても「ここから先は別世界」と覚悟を求められているような気がします。
奥只見湖周辺部ですが昨年よりも明らかに洗い越しが減っています。改修工事が進んでいるのでしょう。道路が窪んで洗い越しとなっていたところで沢が完全に道路の下を通るようにした上で道路を平坦にしてあるところが多数ありました。この1週間ほど雨がなかったのもあるかもしれません。洗い越しではなくなったものの道路の窪みがそのままになっているようなところもありましたが、洗い越しのまま残っている箇所も含めて注意深く斜行して通れば擦るようなところはありませんでした。
奥只見湖を周る区間が終わって鷹の巣エリアを過ぎると道幅にも余裕が出てきます。狭いところでのすれ違いは2回だけでした。
路面状態ですが福島県に入ると悪化した感じがあります。福島県側はかなり以前に整備を終えて、近年は新潟県側の整備に注力していたと言ったところでしょうか。新潟県内も1ヶ所測量しているところ以外には工事や規制をしているところはありませんでした。
R352で桧枝岐村を抜け、右へ折れて田島方面へ(まだR352)
そば処曲家で早めの昼食。コシがあって喉越しの良い、美味しいお蕎麦でした。
昼食後はR352からR121へ右折して南下、R400で那須塩原ICから帰宅です。余力があったらR121からR400へ入らずそのまま日光方面に進んだり、R400から日塩もみじラインへ入ってもいいかもしれません。
二口林道 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/11/21 21:27:32 |
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