ゴールデンウィーク前の平日、ちょっと、と言いつつ結構な距離になりそうな日帰りドライブに行くことにしました。目指したのは大井川の上流。新東名の島田金谷ICから大井川沿いに走って大井川鉄道の終点の井川へ。そこからは峰越えの峠道K60、K189で富士見峠、笠張峠(こちらは眺望がいいかどうか不明)の眺望を楽しんで、安倍川沿いに静岡市へ降りて東京へ戻るというプラン。
5時半くらいに家を出て、近所で満タン。静岡市に降りてきたところで値段見て満タンなり、定量なりガソリン補給すれば良いでしょう。
島田金谷からの道は普通に国道。トラフィックがそれなりにあるものの走りにくくはないです。ここは移動区間、取り締まり回避も含めて安全第一。
このエリア初めてなんですが、大井川ってすごい深い谷の底にあるんですね。新幹線で通った時などの広い川原の印象から、平野とは言わないまでも割となだらかな丘陵地帯を流れてるイメージがあったのですが、道路から見える川の両側の山はとても険しく、標高差もかなりあるように見えます。緑のグランドキャニオンと言ったところでしょうか。大井川の東側の峰を越えて隣の安倍川へ行くんだから、これは眺望期待できそうです。
国道から県道へ川沿いを進むと「閑蔵」というところがあり、
そこから井川までは落石のある狭い道で走行注意、そこそこすれ違いもあって、気を遣います。
井川からは1.5車線(ところどころ2車線)割と走りやすい道のヒルクライム。どんどん高度を上げます。斜度が緩くなり、周囲の感じからピークが近づいたことが分かります。K27とK60の分岐点をK60に向かって直進すればすぐに富士見峠、、、のはずでしたが。
そこには工事現場用のバリケードとオジサンが1人。
そして「工事でK60は通行止めです。K27で口坂本温泉通って静岡方面は行けます」
いや別に静岡行きたいわけじゃなくて、K60走るためにここまで登って来たんだけど、、、せめて井川とかにこの先分岐点より先通行止めって書いてあれば、ここまで登ってきてないと思う、、、
仕方ないので気持ちを切り替えてK27へ迂回したのですが、これが酷い。ところどころの落石に加えて、何度もある太い枝、中には丸太(!?)も、そのたびにクルマを降りてどけます。そして大きな路面のうねり。舗装が剥がれてるとかでなく、文字通りうねってます。しかも林の中で暗いから近づくまで路面の状況が分からないのでずーっとゆっくり走るしかない。ターボ付きのカメ。
そして口坂本温泉を通過したあとは生活道路になるため、すれ違いが難しいところなのにトラフィックがやたら多い。
やっとの思いで静岡まで降りて来ました。時刻は11時前、このストレスはお昼ご飯で吹き飛ばすしかないです。
計画しているときにいろいろ調べたのですが、海鮮丼はこの間伊豆の帰りにたべたばっかりだし、良さそうな蕎麦屋さんは月曜休みが多いし、静岡で美味しいものってあとは、、、、
「さわやか」のハンバーグ。これしかない。実は初めてだけど。
静岡インター店でお昼食べたので、このまま高速乗って帰れば楽。
高速に乗って気付きました。「ガソリン足りるかな」
どこかSAで給油すれば済むのですが、このご時世SAの給油はないよね。ホントに残燃料の警告出たら(見たことないので見てみたい)インター降りてスタンド入ればいい。新東名行くと回転上がっちゃうので、あえて東名を御殿場まで。
久々の由比PA(何十年ぶりって言うくらい、このクルマではもちろん初)で、「アタマを雲の上に出し」た富士山と記念撮影。富士見峠行けなかったけどこれでいいや。
そして省エネドライブ、と言ってもできるだけ法定速度プラスαの定速で走るだけですが。そうしたら高速入った時「→給油」176kmだったのが、減らないで増えるんですね。196kmまで増えてさらに御殿場からの下りに入ったらなかなか減らない。結局第三京浜出るまで走り切って、いつものスタンドまで数百mのところでピンポン、残燃料チェックです。この時点で「→給油」が146kmだったかな。
満タン入れてみたら53Lも入りました。走行距離499.4km、今日の燃費は9.41km/L、山で全然踏めなかったのと、後半の省エネドライブが効いてんな。ところで満タン入れた直後の走行可能距離表示が727km(写真撮った時には下がって来てた)。プリウス!?
「週刊ランボルギーニミウラを作る」の定期購読やってるんですが、4回分ずつまとめて送られて来ます。届くとしばらくは放置。
やるとなったら、1時間〜1時間半くらいで4回分一気に組み立ててしまうのですが、「片付いた」と思ったその3日後くらいに次の発送完了メールが来ます。毎回「もう次のが来ちゃうの?」って感じです。
ここまででお分かりかと思いますが、「今できることを明日に回す」「コツコツ着実に進めるのは苦手」「何でもギリギリ」という、仕事するなら上司にも部下にもしたくないタイプの人間です。
そう言いながらもエンジン組み上がりました。今は写真の時よりも少し進んでエンジンに排気マニホールドとマフラーが付いた状態です。それで33号まで組み立て済み、100号で完結する予定なので完成まで残り67回1年4ヶ月、先は長いです。作業時間は今までの感じだとあと24時間、意外に少ないけど一気にやるのは無理。YouTubeなどで見る全部一気に作る人、よくやるよっていつも思います。
作業はネジ止め、もしくは差し込むだけでできるはずなのですが、ネジが入っていかなかったり、差し込みがきつかったりする場合は穴を削って広げたり、差し込みがユルかったらアロンアルファ少し使ったり、それなりに工夫が必要です。
自分の組み立てレベルは分かりませんが、このキャブのファンネルは完成後は見えないところなのによく作り込んでありますよね。
当然実物もこうなっているのでしょうが、そこだけでやっぱりスーパーカーだなって感じです。
自分もこのファンネルは隠したくないので片バンクはカバーを着けてなかったのですが、エンジンを上下逆に置いて上から(エンジンの下部から上に向かってネジで止めるような作業も多いので、今はカバーを付けて作業しています。
完成楽しみなんですが面倒なのと、家内がエンジンでその大きさだったら、クルマ全体だととんでもない大きさなんじゃないの?って疑い始めてるのが問題です。
アメリカでは996がレストモッドの素材として
人気があるらしいのですが、それにしてもこれにはまいった。
PCA(Porsche Club of America)の996Classic Club Coupe、
これはカッコいい!その手があったか!って
思った人も多いんじゃないでしょうか。
まさに「クラクラクーペ」(この略し方怒られないよねww)。
YouTubeのPCAのチャンネルでもこのクルマの動画の再生数は
他のPCAの動画を圧倒的に引き離しています。
不評(?)と言われる996(しかも前期)のヘッドライトが
あっさりしていてダックテールのボディには
むしろマッチしているようにすら思えます。
996でも後期のヘッドライトだったら
これほどには馴染まなかったのではないのでしょうか。
996の新解釈。今後これを参考にする人も出てくるでしょう。
このクルマではエンジンを996GT3のものに換装していますが、
カレラシリーズのエンジンでも、特にアメリカではエンジンの問題に関しては対策が出揃っているらしく、ベアリング部分の改良、オイル管理の徹底でエンジントラブルはかなり避けられるようです。
997スポーツクラシックがそうであったように、
エンジンをノーマルよりもパワーアップするのが
このモディファイでは重要なポイントだという前提で
自分がやるなら、ベース車両をGT3にする!
今回のPCAのものではテスト用に同じものをもう一台作っていて、しかもテスト終了後解体されたと言うことで、
単純に考えても996を2台、プラスGT3のエンジンと
駆動系を2台分使っています。
そんなことは個人では到底ムリ。
中古車市場でGT3がカレラシリーズよりも高いと言っても
エンジン換装するよりは初めからGT3ベースで作るのが
費用的にも技術的にも現実的でしょう。
全塗装が前提となれば、ボディもこの機会にリフレッシュと強化ができますし、エンジンやミッションのオーバーホールなども必要に応じて考えたいですね。
そしてダックテールとホイール交換、色はやっぱり薄いブルーがかったスポーツグレーがいいんでしょうか?それだけでかなり「らしいもの」ができるはず。
「それだけ」と書きましたが、実際ホイール交換、アフターパーツのエアロ装着ぐらいまでは全く珍しくないモディファイですし、全塗装はともかくパーツや部分的な塗装をしてる人も多くいます。
つまりGT3ベースであれば、そこまで困難なモディファイでは
ないはず。
そこへストライプやボディーサイドのモデル名は
カラーシートをカットして入れる。
GT Classic Specialとかモデル名を勝手に決めて入れても
怒られなさそうです。
サイドシルカバーもモデル名の入っていないパーツにカラーシートでネーム入れれば出来上がり。
それ以外の内装は徐々に手を入れていけばいいでしょう。
一方でダブルドームルーフだけは個人には荷が重いですね。
ここは妥協してそのままにしても、出来上がるのは
世界に一台のクルマ、
しかもベースのGT3からエアロ小変更とホイール交換、
色を変えただけなので車検も全く問題ありません。
996GT3買う金は?!
それとも997ターボをベースに作る?
それならそれで良いものできそうですが
997ターボはスタイル完成されてるから
基本的に触りたくないと思ってます。
暖かくなってきていつもの妄想、と言うより
空想が炸裂しただけです。すみません。
二口林道 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/11/21 21:27:32 |
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