R32後期プロジェクター HIDプロジェクター組込その１

元々、バイキセノン仕様のヘッドライトを作る為にヘッドライトは分解していたのでした。
かれこれ４年前くらいに・・・

ライトの分解は、ヒートガンの使用が最も効率よく作業的にも楽です。
が、自宅ではブレーカー落ちそうで怖いのでw、ファンヒーターの熱風を利用しています。案外使えますよ。

車種が違えば当然取り付け方法や取り付け点も違います。
今の車は、汎用のプロジェクターに車種別のブラケットをボルト留めして使っていますが、20年前のR32はプロジェクターのハウジング自体がブラケットになっています。
他車のプロジェクターを組み込むには、このブラケットを組み合わせるのが好ましいので、不要な部位をカットして、当たる部分を削って、アダプターになるように加工します。

写真は、左がR32のブラケット一体プロジェクターレンズ、右上はレンズ部をカットしたところ、右下は更にカットしていったところ。
実はここまでは、今回のGDBプロジェクターではなく、BMWのバイキセノンを組み込むつもりで加工を行っていました。

しかし、BMWを含めバイキセノンはどうしてもプロジェクターそのものが大きめになりがちで、R32ブラケットがなかなか納まりません。
どうするか・・・と思案して4年経った今年ｗ

2号機後付けHIDをお友達に譲渡後、ハロゲンに戻すにも加工が必要なことがわかり、ノーマルハロゲン仕様のヘッドライトに交換しても良かったのですが、どうせ脱着するならHID化だ！と一念発起し、加工の楽そうな非バイキセノン仕様を探しました。
ついでにいろいろ見繕っていたら随分と在庫が増えましたが（爆）

左から、最初組もうとしていたBMW 5シリーズ用バイキセノン、スズキ ワゴンRスティングレー用バイキセノン、R32用、スバル インプレッサ(GDB)前期 キセノン、日産 ステージア(M35)後期 キセノン

途中まで加工していたブラケットを再加工し、GDBのプロジェクターに組み合わせました。
ライトメーカーが同じ市光製で、形状がかなり似ていることもあって合わせるのが楽でした。一番苦労したのは、GDB前期HIDのライトを入手することだったかもしれませんｗ

GDBプロジェクター側の加工は、４つ角をそれぞれカットしてR32ブラケットが来ても干渉しない程度にすることです。
上面はこんな感じ。

下面のほうが加工量は多いかもしれません。
不要部分はざくざくとカットしていけばいいのですが、あまり切り過ぎると割れたり折れたりの原因になりますので程ほどに・・・

(実際組み込みの際、R32ブラケットが1箇所折れました)

加工前→加工後の比較です。
左から、R32ノーマル、GDBキセノン、加工仕様。
ベースの形状が似ているので違和感ゼロ。

プロジェクターが完成すればあとは組み込むのみ・・・のはずなんですが。
20年前のメッキはもろく、分解せずとも長年走っていると中で剥離したりヒビが入ったりでグダグダになってきます。
4年前分解当時で既に、こんな状況でした・・・
これを、塗装して目立たなくしてしまいます。