2009年04月23日
最近足回りの事を考えてたら。
昔の記憶が蘇って来た。当時何年前かしら、かれこれ25年ほどまえか?当時足を変えるのは余り選択肢が無くて、ストラットケースは純正、すなわちダンパーはストラットケースの中身のみを交換、カートリッジと呼んでた。まぁこれは今で言うストリートやらラリーやらガスやらオイルやら何種類からか選択可能。好みに応じて使うわけであります。コレに対してスプリングは極端に選択肢が無く、ノーマル形状が前提、H150?だったか少し短い固いモノとラリー用の長い奴しか選べなかった。
こんな状態でセッティングもクソもなく、ダンパーの調整があるわけでもなく、年中これで通してた訳であります。タマにターマックステージ用にスプリングカット仕様もありました(苦笑)。
しかしそれ以外は結構弄ってあって、調整式ピロアッパー、ネガキャンアダプター、ブッシュのピロ化または硬度アップ、アーム類の補強や延長なんて荒業もありでした。特にロアアームは延長してキャンバーを付けるのに良くやってました。ホーシング、リアリジットのデフとドラシャの合体品ですね、これもガゼットを溶接して補強なんぞしたものです。デフを中心にしてバンザイしてしまうんです。
ところで当時の車高調整は、こんな感じですからスプリングでするしかないんですね。ただ車高にかかわらずキャンバーだけは自由自在ってとこでしょうか(笑)。
その後になってストラットごと交換するダンパーが出てきて少し楽になりました。
昔はこんな感じなんで今と比較すると、車高は簡単に調整できるので楽チンであります。キャンバーは車毎にやり方が変わるのであまり変わらずってとこですね。ひょっとしたら昔のワタシが見たことの無い世界に、車高調整や減衰調整のあるモノがあったのかも知れません。庶民に手が届くかどうかの問題ですね。
今考えると非常に原始的で荒っぽい世界で、車高をスプリングで決めてキャンバー調整して、それに運転を合わせ込んでましたね。まぁ当時も今もあそこを弄ったから感触がこう変化し、ついでにタイムがこんな感じってことであまり変わりはありません。
それよりも車自体のセッティングが非常に良くなっていて、今の車はあまり弄らなくてもある程度までは走れるので、もっとお手軽ではあります。
ということで大昔を思い出してみると大変懐かしくて、原始的でしたが、それなりに工夫して弄ってたような印象であります。結局本質はあまり変わってないような気がして少しホッとしました。
ではでは

Posted at 2009/04/23 22:34:36 | |
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