
今日は以前から気になっていたMITOに乗ってきた。
試乗コースは超町中なんで余り楽しめなかったが、その片鱗には触れたかも?まず説明、モードがMTのくせに3つありDNAとなっている。ダイナミック、ノーマル、オールウェザーってことでNでスタートこれはいかん、アクセルとエンジンの回転がシンクロせずかったるいがこれは燃費モードなんでしょう。そこで走りながらモード変更してDへ、これは良いっ!実にアクセルに忠実で気持ちよく走れる。1.4リッターエンジンだが必要にして十分で、それほど速くは無いが音や感触が良く練られていて気持ちよくドライブできる。聞くところによるとDに入れるとエンジン出力(トルク)、ステアリング、姿勢制御、ABS等の制御が薄くなり(完全に切れるわけではない)、ドライバーに自由度が増えるらしい。対応してくれたセールスマンが若いにもかかわらず自らMITO購入、ちょっと前までEP71でレースをしていたそうで、実に的確な感触を伝えてくれる。彼いわくEP71と比較してもなかなか面白く、Dに入れると姿勢も自由に作れて制御が最後の最後まで顔を出さないので非常に良いそうな。自分で乗った感じもボディー剛性は非常に高い感じで、足回りも少し硬い印象だがしっかりストロークしているし、ロールは少ない目にチェックされて街乗りとしては合格点。特筆すべきはフロントのブレーキ、これは対向4ピストンのブレンボだそうで、踏んだ感じで非常にリニアで安心感があってこれも合格。MTは6速でシフトストロークは長いが、軽く入って確実なシフトが出来た。MTなんで右ハンでのペダル配置が心配ではあったが、横方向のスペースはOK、ちゃんと踏めるようになっている。フットレストが少し手前過ぎって感じ以外は問題なし。クラッチは激軽で繋がり始めが奥の方、慣れれば問題なし、エンストもしなかったところを見るとそれほど極低速トルクが細いと言うわけでもない。
デザインは好みの分かれるところで小さいが他にはないオーラをかもし出している。非常に複雑な曲線で構成されていてどこにも無い感じ。もう少しカラーバリエーションがあれば良いと思う。これ乗っていると目立っちゃいますな、あっあそこの人ってご近所でも有名になりそう。
総合的に走りのアルファは面目躍如で、それに所有する楽しみを加算した感じ。値段からは少しお得感がだだよう、MT許容なら凄く欲しくなるかも。肝心のツーペダルは現在のところは未定だそうでMT導入後1年の5月頃になるのではないかとセールスマン氏、年内投入の噂を打ち消していた。
このデキならMTでお楽しみマシンとしての価値は十分で、あえてツーペダルを待つ必要も無いかもしれない。が、ツインクラッチ系のツーペダルも見てみたみたい気がする。
その他情報として、MITOはグランデプントアバルトとは兄弟車でシャーシも同じエンジンも同じだが右ハンと左ハンの差がある、フロントブレーキは両車ともブレンボ4ポット対向。FIAT500のエンジンもMITO/グランデプントアバルトと同一だがタービンが小さい、FIAT500は残念ながらブレーキのマスターバックは左にある。FIAT/アルファ系はここにきて両者の良いところを取り込み合って非常に良い感じになってきたと思う、これから要注目かもしれない。
ではでは
Posted at 2009/08/29 19:47:20 | |
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