
昨日MITO見に行ってから非常に気になったのでこの車に関することを調べてみた。
MITOはアルファロメオのブランドであるが、この車はFIATの傘下にアルファが入った事によるプラットフォームの共通化によるところが大きい。兄弟車のグランデプントは当初発売した時に1.4のノンターボ6MTを見に行ったことがある。しかしいかんせん1.4では余りに非力で候補外となった経緯がある。
ここにアバルトブランドが復活しアバルトグランデプント(以下グラプン)として1.4ターボ6MTとして出てきたわけである。このエンジンは元々FIATのエンジンでターボにより155馬力までスープアップしているが、さらにこれをチューンしたモデルとしてエッセエッセというモデルもある。こいつはなんと180馬力出していてかなりやる気満々のモデルである。MITOにはこのエッセエッセに該当するモデルは今のところ無い。しかしMITOにはGTAというスペシャルが企画中らしいのでこちらも楽しみであるが、エンジン自体は1.8に拡大されるようである。
グラプンエッセエッセの180馬力と言っても今となってはそれほど凄いパワーではないがかなり面白そうなモデルである。現在乗っているロドスタと比較してみると、重さはロドスタが1100キロ台で方やグラプンエッセエッセでも1200キロ台、馬力はロドスタが170馬力でグラプンエッセエッセが180馬力なのでデータから見ると同じようなものである。動力性能的には余り変わらないと思われるが、車と言うのは面白いものでこういったデータだけでは判断できない要素が多い。
まずはチューニングを施されたスペシャルに乗っているんだと言う感覚。それに往年のアバルトブランドの力、加えてイタリアンブランドの魅力。若い頃にA112アバルトなんて小さい車があって非常に魅力的だったし、アルファスッドなんて欲しいと思っていながら実現していないというオッチャンの事情も多少ある。こういったブランド面での印象もあるがもっと重要なのは車そのものの魅力と言うかオーラと言うか・・・、基本的にラテン系の陽気な車も大好きである。乗る前に車に近づくとワクワクするような車に乗れるのが幸せである。もちろんストイックなドイツ車も大好きである、なんと欲張りなんでしょう。
MITOをドライブした限りでは6MTを駆使して楽しく走る事が出来、ボディー剛性も高く、ここらへんでがっかりする事は無いと思われる。アバルトグラプンはドライブした事は無いが、たぶんMITOに非常に近い感覚ではないかと想像する。この2車を比較してみると感覚的には高級なのはアルファでFIATのほうがチープな感じがする。まったく個人的な趣味車としてグラプンのほうがラリー臭がたくさん出ていて好みではある。ただし日本に入ってきているのはMITOは右ハンのみ、アバルトグラプンは左のみとはっきりと好みが別れる設定である。左ハンのMTを日本で乗れというのはかなり熱い人しか乗れないのではないだろうか?、ある意味ここが日本でのブランド差別化戦略となっている。
あーMTに乗りたくなってきた、どうしよう?、でも今は買えませんのでご安心を。
ではでは
Posted at 2009/08/30 23:35:58 | |
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