
レースの鍵になったのはセイフティカー。
タイヤ交換に入ったピットレーンでのミスと不運でロズベルグ、スーティル、クビサの3台が戦列を離れ、ウェーバーはソフトタイヤで引っ張る作戦。
そしてベッテルのペナルティ。
それによって3位から2位へ上がったアロンソ。
フェラーリはマッサも4位ですし、レッドブルに対して完全不利なこのコースで堅実に結果を残しました。
フェラーリが上位を走るのは、やはり見ていて気持ちがいいです。
カムイは素晴らしい走りで9位入賞。
もちろんセイフティカーのゴタゴタで上位陣が自滅したということもありますが、重要なのはスタートで見事なジャンプアップを決め、明らかに速さの劣る新規参入組をパスし、自分の本来あるべきポジションをオープニングで取り返したこと。
何か因縁めいたものを感じるバトンを脅かすシーンもありました。
本当にカムイは、観ている方をワクワクさせてくれるドライバーです。
しかし正直、今回はガッカリしたレースでした。
ベッテルのボンミスはチャンピオンを狙うのであればあってはならないものでしょう。
今回のようなことが今後もあるなら、今年もベッテルはチャンピオンを逃す可能性が大きいと思います。
ランキングリーダーのハミルトンが、ノーポイントで終わったレース・・・痛恨のミスですね。
熱いバトルを終盤に繰り広げたミハエルとバリチェロのブロック問題。
次戦で10グリッド降格という、かなり厳しい裁定が下されたようです。
ミハエルの闘争心には称賛を贈りたい気持ちですが、かなり危険なブロックだったのも事実ですね。
メルセデスのマシンがもっと良くなって、あんなブロックが必要ないくらいのクリーンなファイトを見せてくれるようになってほしいと切に願います。
Posted at 2010/08/02 01:57:18 | |
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